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中川信男が語る 商品が生まれるまで

プレマのオリジナル商品がどういうきっかけで生まれたのかを代表の中川が語ります。

プレマ株式会社 代表取締役

中川信男 (なかがわ のぶお)

麻炭パウダー

投稿日:

360年前から栽培が受け継がれている野州麻を使用

この純日本産の『麻炭パウダー』を発売したのは2019年のことです。当時すでに「麻炭」というものは自然食品の世界で知られ始めており、私自身、麻という植物にも、炭という素材にも長く関わってきました。ところが、市場に出ている品を調べていくうちに、どうにも腑に落ちないことが増えてきたのです。

当時、有名だった麻炭は広告上「ネパール産」とされていました。しかし、私がこれまで麻や炭の調達で付き合ってきた国内外のパートナーたちと流通をたどってみると、私たちが調べた範囲では、実際には中国由来と思われる原料が主に流通しているように見えました。さらに、その商品には、ある有名な微生物ブランドの有用微生物を炭に染み込ませているという説明までありました。そこで念のため、そのブランドを運営する会社に直接確認してみると、「そのような供給も認証もしていない」という回答だったのです。その商品には、いろいろな情報が書かれていましたが、どれも信頼に値する内容ではないと判断しました。

もちろん、他社の商品を批判することが目的ではありません。ただ、口に入れるものについて、どこで育ち、だれがつくり、どのように加工されたのかが曖昧なまま、セミナーを通じてスピリチュアルなイメージだけで麻炭が販売されている状況には、私はどうしても納得できませんでした。私はこのようなスピリチュアルな文脈だけで語られて販売されている品を信用できないと考えています。なぜなら、小さなウソや曖昧さが、ほんとうに大事なことを誇大に感じさせ、事実を覆い隠す意図が見え隠れするからです。こう思ってしまうと、自分で出どころのわかる麻を探すしかありません。

そうしてたどり着いたのが、栃木県で代々麻を育ててこられた農家さんです。実際に現地へ足を運び、お話を聞き、畑や仕事を見せていただきました。そこで栽培されているのは国産麻「トチギシロ」。私たちの麻炭パウダーには、8代続く農家さんが農薬を使わずに育てた野州麻を100%使い、茎の芯である麻殻を炭化したものを細かなパウダーにしていただいています。

麻という植物は、昔から繊維、紙、縄、神事、種子の食用など、驚くほど多くの用途に使われてきました。成長が早く、茎は長く丈夫で、捨てるところが少ない。日本人にとって本来、とても身近で実用的な植物だったのです。栃木の野州では360年ほど前から麻の栽培が続いてきたといわれ、今も神事用を中心に、その技術が受け継がれています。一本の麻も、外側の繊維だけでなく、茎の芯である麻殻まで無駄にせず使う。麻炭は、そんな循環のなかから生まれる素材でもあります。

そして麻殻を炭にすると、軽く、柔らかく、非常に細かな孔を無数にもつ多孔質の素材になります。炭に小さな孔がたくさんあるほど表面積は大きくなり、さまざまなものを吸着しやすくなります。この結果、麻炭は他の食用炭に比べて刺激が少なく、味も食後感も穏やかでやさしく、癒やしの力を感じられます。

また、私たちの純国産である麻炭パウダーは、味や香りをほとんど邪魔しないので、水や飲みものに混ぜたり、ご飯、パン、お菓子などに加えたりできます。料理に少量加えれば、いつもの食卓が癒やしのエネルギーに満たされるのです。神道でも重んじられる大麻ならではの禊ぎのパワーが満ち溢れているのを感じていただけることでしょう。ほんものは、なにかを誇大に伝えようとしなくても、使う人が「これは私を元気にしてくれる」と実感できる力を秘めていますし、それをすぐに体感していただけると信じています。

パワーあふれる食用麻炭パウダー

野州麻炭製炭所で無農薬で栽培された野州麻(トチギシロ)の茎を選別後、麻殻を麻炭にしてパウダー状に加工しました。

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麻炭パウダー

- 中川信男が語る 商品が生まれるまで - 2026年10月発刊 vol.229 -, , , , ,

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