先日、大阪でインテリアデザイン科の専門学校の同窓会があった。多くの同窓生とは、30歳のときにK子の結婚式の二次会で会ったきりだった。今回、仕事で参加できなかった人もいて残念だったが、私自身は卒業以来、初めての参加だった。
仲のよかったK子とRと早めに待ち合わせをしてお店へ向かった。ドキドキしながらみんなを待っていると、「ひさしぶり~!」という声が聞こえてきた。そして、会った瞬間、昔に戻った。しわが増えたり、少しぽっちゃりしたりして、見た目はそれなりに変わっている。でも、不思議なくらい違和感がない。
学生時代は携帯電話もなかったけれど、その後フェイスブックで、いいねやコメントをしてつながっていたせいか、「久しぶりなのに、ずっと会っていたような感じがするね」という感覚がお互いにあって笑った。
会社を起業している男子も多く、女子もみんな仕事を続けていたり、建築関係から異業種まで、それぞれの道を歩んでいたりする。子育てや介護を終えて少し時間ができた人、孫の世話や介護で忙しい人。子どもたちの恋愛や結婚を心配する話もあった。今では4人の孫がいるY、最近おばあちゃんになったK。フランスで暮らすMや、昔ハイジャックに遭い、その経験を本にしたCの話も出た。そんな話をしながら、「今、どうしているのかなぁ」と、会えない友人に思いを馳せる時間にもなった。
卒業から37年。それぞれにさまざまな人生の物語があったのだと思う。でも、みんなが元気でいることが、なによりもうれしかった。そして、二次会まで大いに盛り上がり、LINEグループにも入った。便利な時代になったものだ。ときどき届くメッセージに、今もみんなで笑っている。
ふと、20歳のころの自分に今の自分はなにを伝えたいだろうか、と考えてみた。「大丈夫。あんたは、なんなりとそのときそのときを楽しくやっていくよ」と伝えるだろう。思えば、どんな場所でも、どんなときでも、よい出会いがあり、よい先輩方や友達、仲間に恵まれてきた。忙しくはあるが、やりたいこともやって、気楽に楽しく生きてきたと思う。
これまで日々楽しくて過去を振り返ることはあまりなかった。でも今回、振り返ってみて思った。振り返っても、そこには素敵な仲間がいた。「私、しあわせだなぁ。ありがとう」。そう思えた楽しい同窓会だった。
プレマルシェ・オーガニクス
小泉 由紀(こいずみ ゆき)
2012年入社。会社近くで野良猫と保護猫との運命的な出会いを経て、2か月かけて2匹を確保。一緒に暮らして3年目。初めての多頭飼いで、クオリティ・オブ・ライフ爆上がり中!気づけば猫の下僕になりました。
