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もうひとつの穴から覗いたら

視点を変えて心と身体を捉え直すボディワーカーのつぶやき

プレマ株式会社
プロモーションセクション
ボディワーカー

寺嶋 康浩 (てらしま やすひろ)

関西大学工学部卒。ディレクターとして企業の宣伝に携わる傍、
クラニオセイクラルやポラリティセラピーなどの療法を学ぶ。
身体と対話し身体から思考のクセや感情を解放していくあり方をUnfolding Bodywork としてまとめ伝えている。
趣味はダンス。1級電磁波測定士。健康経営アドバイザー。

「太った?」

投稿日:

身体が持つホメオスタシスを考慮して
身体を捉え直すとより理解が深まるのではないか

必ずと言っていいほど、久しぶりに会う人に「太った?」と言われる。この数年は標準体重で体重に変化はない。「痩せた?」と言われてもいいのに、どうして示し合わせたように「太った」と言うのだろうか。きっと私が丸顔なので、髪型によって太って見られるのだろう。そこで頭頂の髪をふわっと立たせて丸顔から縦長の楕円顔を目指すのだが、髪の重みですぐに丸顔に戻ってしまいがっかりする。しかし、もう少し体重が減れば、より動きやすくなったり、似合う服が増えたりして楽しいだろうと思っている。

私は趣味でダンスをしているのだが、ダンスのワークショップに参加すると、1日6時間踊り続けることがある。運動量が多いので、このタイミングで体重を減らそうと企てるのだが、いつも思うようにいかない。食事の量を減らしても、体重が減るどころか、むしろ体重が増えていることがある。空腹に耐え、踊り続けて出した大量の汗とカロリーは何だったのか? 体重の増減は、消費カロリーと摂取カロリーの比較といった単純なものではないような気がしてならない。

身体には環境に適応するホメオスタシス(恒常性維持)と呼ばれる機能がある。部屋に入ったときに感じていた臭いが、しばらくすると感じなくなった経験は誰にでもあるだろう。環境からの刺激がすぐに命に関わるものでなければ、刺激を感じなくさせる機能とも言い換えることができる。例えストレスがかかる環境でも、ストレスを感じることなく過ごせるのはホメオスタシスのおかげである。しかし、この機能が優れすぎているためにストレスに気づくのに遅れてしまう。ついには心身のストレスの許容量を超え、症状として出てきてしまう。治そうとしても症状が繰り返し戻ってくる慢性化は、それを生む環境に身を置いていると考えられないだろうか。身体を変えたければ、無理なく変えられる環境から変えてみると良いのかもしれない。

痩せているほうが見た目が良いので好まれるが、太ることも身体が環境に適応した結果だ。だから、「太った?」より「ホメオスタシスが絶好調だね」と言ってもらいたい。そんなことを書きながらビールを飲んでいると、「太るからビールをやめると言ったのに、また飲んでいる」とアルコールが飲めない妻に言われる。ビールがやめられないのは、私のホメオスタシスが絶好調だからということにしておこう。

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