高校1年の夏休み東京から北海道まで自転車で一人旅をしました。そのときの楽しくも辛かった経験をきっかけに、何かを判断するときは、人が言うことを鵜呑みにしてしまうのではなく、自分の目で実際に確かめようという習慣がついたように思います。すべてを実体験するのは難しいことですが、歯科の業界のなかでも、かみあわせのスペシャリストやインプラントのスペシャリスト、整体のスペシャリストといわれる方に直接お会いして様々な勉強をさせていただく機会に恵まれました。そして、それを繰り返し、さらには今の自分の状態を客観視するための練習の機会も必然的にあったように思います。
顎が小さいから歯が並ばない顎を使わないから骨が育たない
なければ、脳下垂体付近の圧力形態異常がおこりホルモンの異常も出てしまいます。身体の各部分の役目と全体の機能とは同調しますが、歯という部分だけを治す医療は、当然、全体像の不調和を起こしてしまうのです。
人間を地球のなかの一つの部分と考えるとき、「自然を破壊し自分だけよければいい」という考え方は地球と同調しません。そのような考えでは、人間は地球にとって、がん細胞と考えられます。そして、地球の役割は、銀河系の中の天体の一つであり、宇宙との調和を保っているということを基本に考えることもできます。こういった考えをもとにすると、歯並びが悪いから、歯並びだけを調整し、身体全体との不調和を作ることは、人間関係との不調和につながり、延いては地球や宇宙と同調することも難しいのではないかと、考えることができるかもしれません。頭の中にある松果体は宇宙と繋がるところであるといわれていることからもうかがいしれます。松果体の位置がずれてしまうと地球や宇宙と同調できなくなり、機能を100%発揮できないのです。
適材適所という言葉がありますが身体の位置や機能にも同じことがいえます。すべてが同調しているのです。歯がきれいに並ばないことによっておこる病気や症状は計り知れませんし、自律神経の異常から運動機能の異常、感覚の異常、その他すべてが関係しています。そう考えると自分の立ち位置についても、さらに大きいところから客観視することで見直すことができ、自然に振る舞えるようになれるのです。
自分だけが欲する方向に行こうとすると必ず不調和となり何事も失敗に終わります。そうではなく、人のため、この場のため、地球のため、宇宙のために、自分は何をしたらいいのかがわかると、すべてが円滑に、かつ、秩序正しく進んでいくことでしょう。
人と競り合い、相手より優位に立つための比較対象のある〝自己中心の越える〞ではなく、すべてのことを超越し、自分をも超えていけたなら、人も地球も宇宙も同調し、素晴らしい日常となっていくような気がします。
ケテル齒科醫院 院長
歯科医師・整体師
日本抗加齢医学会専門医
国際統合医学会認定医
ドライマウス研究会認定医
足指インストラクター
田中 利尚(たなか としなお)
東京都練馬区出身。
小学校は水泳と剣道、中学校はサッカー、高校は自転車で北海道や四国まで一人旅、大学で少林寺拳法。
小児喘息や膝を壊したときに、医療不信に陥った経験を活かし、今に至る。
「本当に治る治療」を目指し統合医療を提供。
健康は歯からを確信している。
ケテル齒科醫院東京都港区西麻布4-22-10 プレステージ西麻布3F
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