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Mie's マクロビ通信

【Vol.83】地球の意識で食べてみる

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 8月の7日に立秋を迎えて暦の上では秋になりました。暑さはまだまだ残っていますが、地球上のエネルギーはゆっくりと引き締まる環境へと向っていきます。
 夏のお野菜、トマト、きゅうり、なす等をまだまだ美味しく感じて食卓に登場する回数も多いと思います。これらのお野菜は緩める力、熱をカラダの外に放出する力を多く持っているのが特徴で、暑さをしのぐのを助けてくれる野菜達です。食べ過ぎると緩める力が強すぎて9月に入ってからカラダの調子が崩れやすくなることも覚えておいて下さいね。
 食べ方もファッションと同じ。少し早めに季節を取り入れていくことをオススメしています。ここからは食卓にも秋を感じるように引き締める力を感じる物をとりいれていくことも、カラダのバランスをとるために必要になってきます。
 トマトやナス、きゅうりを生で食べるよりも少し火を加えてお料理をして食べてみる。お味噌を使って味を調えてみる。ちょっとした工夫で野菜達の持っているエネルギーを変化させる事が出来ます。生で食べるなら午前中にする。玄米をしっかりと食べる。カボチャや根菜類を少しずつ増やしていく。そうやって引き締めるエネルギーを取り入れる事で、緩める力と引き締める力の調和がとれていきます。
 私たちは野菜の持っているその力を食べる事で、カラダの中に取り入れていく事が出来ます。そしてその力の影響を受けて環境と行動との調和を作り出していきます。その調和がカラダにとって心地のいい状態を手に入れる事が出来るようになるのです。
 マクロビオティックでは身土不二という言葉を大切にします。カラダと土はふたつに分かれていないということです。土はその土地という狭い意味だけでなく、環境ということも大切にしています。その環境とは住んでいる場所、働いている環境はもちろんですが、一番大きな意味では地球がどこに向っているのかという方向があります。大きな視野でものを考えたり感じたりする事で、私たちは可能性が広がり自分が持っている力をもっと広げることができるということを覚えておいてくださいね。
 自分を中心に考えるより、地球の感覚でとらえてみる。宇宙という広大なテーマで感じてみる。その感覚がここから私たちが自分を大切にする生き方ととってもリンクしてくる事になるのです。
 食べ方も自分の好みで食べる、自分の都合で食べる食べ方から、地球のリズムを感じて食べる、宇宙から流れて来る情報を指揮して食べてみる。そんな食べ方が最も自分にとって心地のいい食べ方になるのだということを体感してみましょう。
 自分を大切にするからこそ、自分ではなく自然界のリズムを意識する。それが本当の意味でのマクロビオティックの食べ方です。そしてそのリズムをとらえるのに、求心力の力=陽性、緩める力=陰性という振動を意識した食べ方をしていくのです。
 夏が終わり、秋に向うここからは、緩める力よりすこし引き締める力を多く感じるエネルギーのお料理を増やしていくことがおすすめになっていくのです。お料理や食材を季節にあわせて変化させていく。これがマクロビオティックの食べ方なのです。

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夏の小豆カボチャ

夏の暑さを楽しみながら秋を迎える準備をする、キレイを意識した食べ方
マクロビの基本で夏バテを回復する腎臓のお疲れ時に、糖尿病、低血糖症の時にアイスクリームやケーキなどがやめられなくなった時に

調理時間70 分(小豆の浸水時間をのぞく)準備時間 一晩 加熱時間70 分

材料
小豆…… 1/8 カップ
カボチャ…… 200g
昆布1×1㎝……5枚
満月のお塩… … 適宜

作り方
1. 小豆は一晩水につけておきます。
 2. 土鍋に小豆
とお水と昆布を1カップ入れて弱火で煮ます。
 3. さ
し水をしながら小豆が柔らかくなるまで煮ます。水分
が少し残っている状態がベストです。
 4. カボチャは
少し大きめに切ります。
 5. ひとつまみのお塩をふり
かけてカボチャをマッサージします。
 6. ③にカボ
チャを加えます。このとき皮を上にむけておきましょ
う。蓋をしてカボチャが柔らかくなるまで煮ます。
 
7. カボチャが柔らかくなったら出来上がりです。

中 美恵

中美恵(なか
みえ)氏 1997年に、マクロビオティックカウンセラー・中広行氏と出会い、料理法や理論を学び始める。2000年「おいしく、楽しく」をテーマにした「マクロビクッキングスクール」を大阪に開校し、全国に展開。現在は料理に留まらず、マクロビオティックに出会うことで多くの可能性を手に入れた自身の経験を活かし、「年を重ねるごとにキラメキを増す」「今の時代に望まれる素敵な女性」をテーマに、多彩な場面で活躍中。

中美恵公式サイトはこちら>>
 

- Mie's マクロビ通信 - 2014年8月発刊 Vol.83

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