私の最近の楽しみは、6歳になった孫と一緒に遊ぶことです。ジジバカで恐縮ですが、本当に孫はかわいい。おまけに元気です。そして、孫の様子を見ていて気がついたことがあります。それは息子の幼いころと走り方が同じだということ。動きがまったく同じで、驚かされました。公園でほかの子どもと遊んで紛れていても走り方ですぐに判別できます。私も母親から歩き方が父親とそっくりといわれたことがあります。外見が似ているだけでなく、動きも引き継いでいることに、いのちの繋がりの精妙さを感じます。繋いできたいのちの世界を、これからも持続させるには、どうすればよいのでしょう。戦争や環境汚染、天災被害が連続する時代に、いのちのリレーは永遠を迎えるのでしょうか?
昔の人は、変わるものを「易」として捉え、変わらないものを「不易」として定義してきました。「月」に「易」と書いて「腸」という漢字になりますが、私たちのいのちをつくる食べ物は、腸でいのちに変換されることを意味しています。私たちの体は、食べ物が変わったもの。そこに腸内細菌や腸内フローラが関わっていることがわかったのも最近のことです。そこで、化学的に腸内環境を変えることができるかの研究も進みましたが、今のところ、腸内環境に効く薬はなく、腸内フローラをよくするには、食べ物しかないことになっています。まずは食事から栄養をバランスよく摂ることが一番ですが、特に忙しい現代社会では、効率よく食べることが求められています。
相乗効果を活かしてリフレッシュ
腸内環境にかかわらず、人の生理機能を見たときに、酵素や補酵素の働きが重要だとわかってきました。症状が起きても、その現象に惑わされることなく、不調の原因がなにであるかについて、まず見ておく必要があります。身体の中で生成できるものであっても、高齢やストレスなどで不足がちになると、不調の原因にもなります。
最近、注目されている成分に、コエンザイムQ10とαリポ酸があります。どちらも不可欠な微量成分です。弊社でもその両方を一度に摂れる製品を開発しました。両方が摂れることによって相乗効果が期待できます。コエンザイムQ10は、脂溶性のビタミン様物質でユビキノンと呼ばれています。体内のあらゆる組織に存在し、エネルギーのATP産生に関与しています。抗酸化作用、還元作用、保湿効果、乾燥肌を防ぐなど、美容と老化対策に欠かせません。また、心臓機能の保護、心筋エネルギー代謝を高めることも知られています。肉や魚、ナッツなどに多く含まれており、体内でも合成されるので、バランスのよい食事が取れていれば不要です。しかし、不足で悩みがあるより、充足させておけば安心できる成分といえるでしょう。
αリポ酸は、別名オクト酸と呼ばれる脂肪酸の一種です。細胞のミトコンドリア内で働く補酵素の一種。新陳代謝を高め、体脂肪の増加を抑制することができるので、ビタミン同様、抗酸化作用があります。レバー、ホウレンソウ、にんじん、トマト、ブロッコリーなどに多く含まれ、ごく微量ですが体内でも生成されます。30歳を過ぎると減少し始めますから、中年太りの原因ともいわれています。体脂肪の増加を抑えるダイエット効果があり、肌の衰えや疲れやすさを感じている人、顔や手がむくむ冷え性の人、手足が冷たい人、しみやくすみが気になりだした人などには、日常の食事を見直すとともに、この製品で効率よくスマートに補うことも方法のひとつです。