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もうひとつの穴から覗いたら

視点を変えて心と身体を捉え直すボディワーカーのつぶやき

プレマ株式会社
プロモーションセクション
ボディワーカー

寺嶋 康浩 (てらしま やすひろ)

関西大学工学部卒。ディレクターとして企業の宣伝に携わる傍、
クラニオセイクラルやポラリティセラピーなどの療法を学ぶ。
身体と対話し身体から思考のクセや感情を解放していくあり方をUnfolding Bodywork としてまとめ伝えている。
趣味はダンス。1級電磁波測定士。健康経営アドバイザー。

こんな感じの人?

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違いを正しく理解しようとするのではなく、
曖昧なまま置いておくのはどうだろうか?

 

なにかに集中し始めると周りが見えなくなる。いくらでも集中できるので、時間がかかることも、人より短時間でできてしまう。しかし、集中が切れた後の疲弊感は大きい。子どものころからそういった傾向がある。電車の中で集中スイッチが入ってしまうと、降車駅を乗り過ごしても気づかず、まるでドラマの記憶喪失の人のように「ここはどこですか?」と乗り合わせた人に聞いたり、気づいたら降車駅で慌てて電車を降りると、財布やスマホのどちらかを車内に忘れてしまったりする。

最近、私の周りで「発達障害」の診断を受ける人が増えてた。生きていくなかで、人と比べてうまくできないこと、状況や環境に適応できないことは誰にでもある。その原因が発達障害の特性だと知ることで、ほっとする人も多いようだ。しかし、診断を受けたことで新たな悩みが出てくる人もいるようだ。それは社会認識が進んでいないからではないか。発達障害にはいろいろな特性がある。調べてみて自分にも似た特性があると知ると興味が持てるかもしれない。

そもそも発達に障害があるのか? 医学的に違いがあるのかもしれないが、人と同じであることは良くて、人と違うことは「障害」だと言っているようにも聞こえる。人には得意なことや不得意なことがあって当然だ。人はそれぞれ違うから価値が生まれ、お互いを補い合うことで社会は成り立っている。しかも、その違いは明確なものではなく、曖昧なものである。正しいや間違いの二元論の世界では、葛藤しか生まれない。だから、違いを正しく理解しようとするのではなく、「こういう感じの人なんだ」と曖昧なまま置いておくのはどうだろうか。そうすれば「障害」という言葉を使わなくて済むのではないだろうか。

先日、妻がコーヒーを机に置いてくれたことに気づかなかった。過集中が切れて、私は手元に冷めたコーヒーが置いてあってびっくりした。つい「なにこれ?」とあまり意味のない言葉を発してしまい、妻を悲しませてしまった。こういったコミュニケーションの問題は多少あるが、お互いの特徴や癖などの違いをなんとなく把握していると、私が過集中のときは、声をかけないでくれるので、お互いフラストレーションをためなくてすむようになってきている。違いを指摘するのではなく、なんとなく受け入れられるのは、「今のままでいい」と言われているようで心地がいい。

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- もうひとつの穴から覗いたら - 2020年9月発刊 vol.156

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