前回「気」について少しお話しさせていただきましたが、今回も私なりにさらに話を進めてみようと思います。
気を感じる実体験
気は、呼吸に意識を集中することで膨らませることができます。呼吸を深め、気を膨らましてその焦点を人に向けると、不思議とその人はなにかを感じます。どれくらいの距離まで感じられるかを実験してみますと、距離は関係ないという結果が得られました。なんで? と思うのですが、実際そうなるのです。その人との間にコンクリートの壁などの障害物があっても感じられます。おそらく相手がどこにいても届くということがわかり、これが遠隔治療の基本なんだと気づきましたし、実体験できました。
その実験をしたときの自分は、たまたま徹底して動物性の物は食べず半断食状態で、薄暗くすると、その人の背後にあるオーラの色がわかりました。人は環境によってこんなにもかわるのだなと思った瞬間でした。
この実体験がないときは、そういう技術を教わって同じことをしていても、心のどこかに本当に伝わっているのかという不安がありましたが、今では絶対に伝わっていると確信できるのです。
さらに知識の裏打ちとして、光よりも伝達速度が速い「量子もつれ」ということを科学者に教わりました。ウィキペディアで調べますと、量子もつれの応用という部分で「量子もつれを利用すると、様々な量子情報的なタスクを行うことができる。代表的な例が、量子テレポーテーション、スーパーデンス・コーディングである。量子テレポーテーションは、量子もつれと(2ビットの)古典情報の通信を用いて離れた場所に(1量子ビットの)量子状態を転送するタスクである。逆に、スーパーデンス・コーディングは、量子もつれと1量子ビットの通信を用いて2ビットの古典情報を離れた場所に転送するタスクである」とあります。
医療の最先端と基本
先日、遠隔治療器を開発された台湾のドクタールー先生にお会いする機会を得ました。お会いしたとき、ただ者ならぬ風貌に、この人は宇宙人だと思いました。明らかに身体のバランスや顔かたちが特徴的で、信じざるを得ないエネルギーを感じたのです。信じざるを得ないと書きましたが、私は目に見えないものは自分が感じるまでは信じられないので、最初は疑ってかかります。多分みなさんも同じではないでしょうか。
ドクタールー先生は腕時計をつけていたのですが、その腕時計が、身体の情報を読み込み、検査し、修正波動を出し治療してしまうという量子機器なのです。ここまでで読者は半分くらいになっているかもしれませんが、私が勉強させていただいている所でも、既にそのような機器が存在していましたので、私の固い頭でも何の抵抗もなく納得できたわけです。
遠隔治療の世界の第一人者はいろいろ考えて機器を開発しているのですが、その仕組みや効果を信じる人はまだ少なく、限られた人にしか治療をできないのが難点です。もっと情報が広がり、難症で困っている方のお手伝いができたならよいなと感じています。私は歯科医ですので、歯を治療し、かみあわせを構築するときに、それを持っているだけで身体が整う方向に向かってくれれば、そんなに良いことはありません。このような治療機器を併用することは、最善医療のために大切だと考えています。また、もっと大切なのは、前述の遠隔治療もそうですが、昔からある、病でどうすることもできないときに「ただ祈る」ということや、患部に手を当てて「手当をする」ということが医療の根源なのだと再認識しました。最先端の医療も大切ですが、基本はもっと大切なのだと思っています。