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自然治癒力を持つ小宇宙人体と歯

歯から全身。全身から歯噛み合わせと身体の歪みを診る歯科医で整体師のお話

ケテル齒科醫院 院長
歯科医師・整体師
日本抗加齢医学会 専門医
国際個別化医療学会 認定医 
杏林予防医学
細胞環境デザイン学 認定医
足指インストラクター
分子整合医学美容食育協会 医療顧問

田中 利尚 (たなか としなお)

東京都練馬区出身。小学校は水泳と剣道、中学校はサッカー、高校は自転車で北海道や四国まで一人旅、大学で少林寺拳法。
小児喘息や膝を壊したときに、医療不信に陥った経験を活かし、今に至る。
「本当に治る治療」を目指し統合医療を提供。健康は歯からを確信している。
ケテル齒科醫院
〒106-0031東京都港区西麻布4-22-10プレステージ西麻布3F
03-3486-0648 完全予約制・月曜休診 http://keterushika.jp

常識を超える

投稿日:

 常識とは、世の中の当たり前のこと……。その当たり前と言われることも、最初に社会に伝わったときには非常識なことが多く、受け入れられにくかったのではないでしょうか。すべての新しい考え方や行動は徐々に浸透していきます。また、環境やその周りの影響により変化するものなのです。最近はコンピューター、インターネットにより環境の変化が加速しています。

牛乳の飲み過ぎはむしろ骨粗鬆症になる危険性

 例えば、「カルシウムをとるために牛乳を飲みなさい」ということは、最近までの、そして、今でも一部では常識とされています。これは戦後、日本人の栄養不足を解消するための対応で、残念ながら学校給食にも取り入れられてしまったため、今なお言われ続けています。現在では、当時と色々な環境が変わり、また、科学でわかってきたことを加えられ全く逆のことが言われているのです。

 動物性たんぱく質で育てられている牛の牛乳にはリン(P)というミネラルが多く含まれる傾向にあります。私たちの身体の中で、通常、カルシウムとリンの比率は2:1に保たれており、更に、血液中では1:1に保たれています。そのため、リンが更に加わり過ぎると、身体では恒常性を保とうと血液中のカルシウムを多くしようとするのです。そのカルシウムがどこからくるかというと、硬い組織の骨や歯から溶け出し、血液中へと流れ出ていってしまうのです。ちまたでよくいわれる骨粗鬆症の要因です。また、血液中のカルシウムが異常に多くなると軟組織に石灰化がおき、血管の石灰化や結石などのトラブルが出てきます。

 お肉もカルシウムに対してリンの比率が多い食品です。精製されたお肉は、さらに保存料や添加物にリン酸ナトリウムなどが使われているものもあり、リンはもっと多くなります。これは二桁違う量のリンが入ってくることとなり、いずれリンの排出が困難になります。卵の黄身やまぐろの赤みなども同じように高いものです。

栄養を分解吸収しタンパク質を再構築するのにマグネシウムが不可欠

 私たちの身体は、およそ60兆個の細胞で構成され細胞の中は多くのマグネシウムで満たされています。そのマグネシウムが不足すると、ここでも細胞の中にカルシウムを取り込みやすくなってしまい細胞小器官の小胞体やミトコンドリアにストレスがかかり、細胞の機能が悪くなります。上手く機能しなくなった細胞は自ら自分自身を壊し、再構成するアポトーシスという現象ができなくなり、それが少しずつ蓄積されると、細胞は癌の方向へと進んでいきます。

 マグネシウムは体の中で栄養を分解して吸収しタンパク質を再構成するという生化学の酵素反応の、なんと三百行程以上に使われています。マグネシウムの不足は致命傷となり、そのような状態では、いくら薬を飲んでも治りません。マグネシウムは食品の中では、あおさ、豆類、玄米などに多く含まれています。

60兆個の細胞が喜ぶ環境を維持する

 今の西洋医学は、病名をつけてそれに効果のあるお薬を出すという対症療法が主体ですが、60兆個の細胞が喜ぶ環境を常時続けることができれば、自然に病気は治るのだと言う、根本的な治療をしなければなりません。

 歯科の治療も今は予防医学が浸透してきていますが、それも最初は受け入れられにくいものでした。予防医学は、病になってから長く病院にかかるより、結果的には、時間も医療費も家族への負担も少なくなるのではないでしょうか。

 食品の安全性が曖昧で本当の栄養学が伝わっていないため、若い方の癌も急増しています。今やネットですぐになんでも調べられる世の中ですが、本当に自分に必要な情報と知識を見極める目をもって、自分の身体は自分で守っていかなけ
ればいけません。

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ケテル齒科醫院 院長
歯科医師・整体師
日本抗加齢医学会専門医
国際統合医学会認定医
ドライマウス研究会認定医
足指インストラクター
田中 利尚(たなか としなお)

東京都練馬区出身。
小学校は水泳と剣道、中学校はサッカー、高校は自転車で北海道や四国まで一人旅、大学で少林寺拳法。
小児喘息や膝を壊したときに、医療不信に陥った経験を活かし、今に至る。
「本当に治る治療」を目指し統合医療を提供。
健康は歯からを確信している。
ケテル齒科醫院東京都港区西麻布4-22-10 プレステージ西麻布3F
03-3486-0648 完全予約制・月曜休診

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- 自然治癒力を持つ小宇宙人体と歯 - 2016年12月発刊 Vol.111

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