バレンタインデーのある2月は甘いお菓子を贈ることも多いもの。でもその「甘み」、ちょっと待って! せっかくなら、大切な人に、健康的な「甘み」を選んでみませんか?
砂糖は決して健康には甘くない
「甘み」にはさまざまな種類がありますが、代表的な甘みの「砂糖」(キビ砂糖・大根糖)は、陰陽バランスにおいて極陰性食品であり、腸内細菌のバランスを崩し、身体を冷やす原因とされます。
とくに白砂糖は、不純物を除去するために原料糖に化学薬品を用い、漂白処理を施して精製しています。ミネラルは失われ、自然界には存在しない、それ自体が添加物ともいえる存在です。また三温糖も、白砂糖をカラメル状にしたものであり精製糖です。黒砂糖は、同じキビ糖ではありますが、ミネラルやビタミンが失われていないものが多く、この点で精製糖の欠点を補っているといえます。
砂糖は糖分子がこれ以上分解できない「単糖類」の状態であり、消化吸収が早く血糖値を急激に上昇させます。代謝の過程でビタミンB1やカルシウムを大量に消費するために「カルシウムとビタミンの泥棒」ともいわれることもあります。血液を酸性化して汚し、細菌やウイルスに対する抵抗力の低下も懸念されます。
「どうしても甘いものをやめられない」という声もよく聞きますが、砂糖には中毒性があります。頭の働きへの悪影響も指摘されており、欧米では砂糖と子どもの情緒に関係性があるとして積極的に研究されています。個人差や環境などの違いもありますが、アトピーなどのアレルギーが砂糖を減らすだけで改善されたというケースも少なくないようです。
砂糖よりおいしい代替糖
健康を害する可能性のある砂糖から、心身に負荷の少ない代替糖を知り、少しずつ置き換えていきましょう。
たとえば米あめ、玄米あめなどの穀物からつくられた糖類は、糖分子がぶどうの房のようにつながった「多糖類」であり、単糖類よりも時間をかけて分解吸収されます。血糖値が急激に上昇することがないのでインシュリンの消耗も抑制され、身体への負担が軽減されます。
トレハロースや羅漢果、ドライフルーツの甘みや、アガベシロップ、玄米甘酒なども同じです。こうした多糖類の甘みに慣れ、その比率を増やしていくと、砂糖の甘みがきつく感じられるようになってきます。ただし、代替糖の質にもバラツキがあり、中には発がん性の疑われる石油由来のものもあるので、注意が必要です。
「甘み」は緊張をほぐし心身をリラックスさせてくれます。質と量に気をつけながら、効果的に楽しめたらいいですね。
<らくなちゅらる通信編集部>
(びんちょうたんコム「代替糖コーナー」よりまとめ)
さらに詳しい情報は「代替糖コーナー」
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