冬のお楽しみ! 熱々グラタンに柚子の香りとパン粉のサクサク感をプラス。満足感たっぷりの『お米のさっくりフレーク』必食レシピです。
<材料> 2皿分
(A)
・かぶ 中サイズ(約300g)…1個
・玉ねぎ(薄切り)…1/2個分
・にんにく(皮をむく)…2片
・有機ローリエ…1枚
・浄水…100cc
(B)ブレンダーにかけてジュース状にしておく
・カシューナッツ…30g
・野菜ブイヨン(5g)…1袋
・白味噌…大さじ1
・しろたまり…小さじ1
・米粉…大さじ2と1/2
・浄水…150cc
(C)混ぜ合わせておく
・お米のさっくりフレーク…1カップ
・スエルテ アルタ有機オリーブオイル…大さじ1
・つぶつぶゆず胡椒…小さじ1
・キパワーソルト…小さじ1/4
・ガーリックパウダー…少々
<つくり方>
①圧力鍋に(A)を入れ中火にかけ、圧が上がりきったら火を止め、自然に圧が下がるまで放置。
②①の鍋を開け、にんにくを潰し、(B)を加え混ぜ、中火にかけてひと煮立ちさせてからグラタン皿に取り分け、(C)のパン粉を乗せ広げる。
③オーブンのグリルかトースターで焦げ目がつくまで焼きあげて完成。(約15分)
*(C)のゆず胡椒をドライオレガノやバジル、ローズマリーなどのハーブに変えても美味しいです。
*お好みで粉チーズなどを足してアレンジしてください。
森修焼 グラタン皿 オリエンタルブルー
内なる平和
日々巻き起こるさまざまな問題のほとんどが、どっちでもよくてどうでもいいのだ。「どっちでもいいこと」にこだわらない。今年は固執しないよう心がけていたはずでした。AかBか?迷うこともありますが、決定に思案する時間は3秒以内。一旦選択したものは絶対ではなく、変える選択もアリ。気をつけてはいた。
夫「おにぎり作るけど食べるひと〜!」
次男&私「はぁ〜い♪」2秒
次男「まんまるで海苔ありで、小さいのね」
夫「はいよ! えりこさんも?」
私「ん〜〜と。任せる」(心の声:塩は海水塩で形は厚みのない三角。海苔はサッと炙って欲しいな)4秒
できあがりに絶句である。どでかい胡麻油風味の三角おにぎりが、炙ってない海苔で覆われており所々穴が空いている。まるで覆面レスラーのような悪役おにぎりだった。次男のは確かにまんまる海苔ありだか、やはりどでかい。この後の小競り合いの激しかったこと。やはり「どっちでもよくない」ことは伝えることで決着したのだが、夫が爆笑しながら訴えてきたのは、「辛いわぁ〜。いつも日本語喋ってるのになにをいってるのかさっぱりわかんない。風習の違う外国人なんやと思うようにしてるから暮らせてるけどな!」
次男「ふうくんにはわかるよ」
いい子である。夫よ。内側が葛藤し分断してると、その投影である世界もやっぱり分断したものになり、調和はおろか大乱世になる。そのまま妻は外国人だと自己暗示を続けていてくれたまえ。
読者の皆様、本年も私のくだらない話にお付き合いくださり本当に感謝しております。来年こそは料理家らしく食材や料理に関する有用情報をお届けできるよう努めます!