エシカルファッションライフ

【Vol.102】意識を自分の中心に戻す

こんにちは! Liv:ra デザイナーの小森です^^

凍てつくような寒さの冬からいよいよ脱出をする三月、春がやってきましたね! 春生まれのわたしにとって一番好きな季節が到来し、たいへん嬉しく思います。ここから本格的に2016年が始まっていくような、いろいろな物事が花開くような、地球全体のハッピーが広がっていくような、そんな感じがしますね。春に向かってわくわく進んでいきましょう!

さて、私事なのですが、最近趣味で“manaki”という気功を習っています。気功といっても普通の気功と少し違って、瞑想に近い感じがします。簡単に説明すると普段どうしても散漫してしまう意識をただ感じるということを通して自分の中心=今に戻す気功法です。

意識を中心に戻すということは瞬間だけであればわりと簡単にできるのですが、できるだけ長く集中することは情報の多い現代社会ではなかなか難しいことでもあります。

実際に瞑想などをしていても、自分の雑念の多さにびっくりすることがあります。普段は無意識な部分もあるので違和感がないのですが、外部からの情報を遮断すると、思考が秩序なく洪水のようにあっちにいったりこっちにいったり多方向に流れていくのがわかります。自分はいつも無意識にこんなにも思考しているのか、そりゃー疲れるわ! と瞑想するたびに思いますが、現実に戻ると思考の荒波を繰り返してしまうという煩悩多き愚かな人間。笑

話は戻りますが、このmanakiという気功法、感じることに集中するだけでシンプルに雑念を払い、意識を今に集中させることが出来ます。

雑念を払おうとするのは難しいですが、感じることで思考を止めちゃうのですね。この、感じることに集中して思考を止めている状態、本当に心地よいのです。日々感じる色々な不安だったり、焦りだったり、ネガティブな思考からも簡単に解放され、大きな安心感や心地よさ、幸せに包まれます。 この自分の中心の意識とは古くから知られており、孔子は“中庸”、老子は“タオ”、仏教は“中道”と言っていたりします。色々な宗教や教えで名前が変わっていますが基本は同じもの。こう書くとなんだか厳しい修行の末にたどり着くすごく難しそうな感じがしますがそんなことはなく、本来全員が持っている感覚で、いたってシンプルにただ“今を感じる”だけ。

純粋に気持ちよいだけではなく、第6感などと言われるインスピレーションは実はこの状態の時に生まれると言います。実際にこの感じを経験された方はわかると思いますが、本当にこれだー!という強い確信を得たインスピレーションがやってくるのです。

クリエイティブに生きるために意識を自分の中心に戻すことはとても大切なことなのですね。

感情には時間という感覚がないと言われています。深く自分を感じることで、未来のインスピレーションも同時に降りてくるのでしょう。イメージした未来は実現すると言いますが、イメージに感情をつけることはとても大事です。なぜならその感情がそのまま実現するからです。

というわけで、色々な方法があると思うのですが、最近忙しくて静かな時間を取れていないという方はぜひこの“自分の中心を感じる”ということをしてみませんか? 一旦この状態を覚えると、日常生活でトラブルや不安に思うことが出てきても“何が起こっても大丈夫なんだ”と思うことが出来るのと同時に、わくわくする未来のインスピレーションを得ることも出来て、人生がスムーズに流れるようになります。

物事や人に左右されない絶対的な安心感は常に自分の中心に存在していて、私たちは誰もが意識さえ向ければいつでもそこにアクセスすることが出来るのです。答えは常に自分の中に。これは神様が人間にくれた最高のプレゼントなのではないでしょうか。

小森 優美

株式会社Highlogic 代表
「楽しく世界を変える」がコンセプトのオーガニックコットンブランドLiv:ra デザイナー。
世界を変えるパワーはカラフルでハッピーなんです。
http://yumikomori.com

【Vol.101】楽しい仕事はエシカル

こんにちは! Liv:ra デザイナーの小森です^^

2月は一番寒い季節ではありますが、色々なイベントがあって大好きな月でもあります。旧正月、節分など日本らしい行事からヴァレンタインデーまで。旧正月はお餅を食べて、節分に恵方巻き、そしてチョコレート! 食べ物ばっかりですが。笑 温泉でゆっくりするのも良いですね~。冬ならではの食事と遊びに夢が膨らみます。

さて、よく大型連休終わりに、明日から仕事が本当に嫌だという声をたくさん聞きます。(この記事を書いているのがお正月明けで、リアルにたくさんの声を聞いております。) このあまりにも当然のように言われている声、よく考えればおかしいような気がします。いつから仕事って生きるために仕方なくやらなければいけないものになったのでしょう? 本来、自分の才能を社会貢献のために使うことが仕事ですよね。それって本当はとても楽しいことだと思うのです。 たくさん休んだ後はやる気満々で仕事に戻ってくるほうが実は自然なのではないでしょうか?

こんなお話があります。ロボットや人工知能の技術が進んできて、将来はかなり多くの仕事が人間からそれらに取って変わられると言われています。それに対して不安を感じる人もとても多いそうです。 皆様、これを聞いてどう感じますか?

ロボットが仕事をしてくれれば、それは、イヤな仕事を働かなくて良い人が増えるというたいへんポジティブな意味だと私は思うのです。その分人間は創造的な仕事をするようになり、世界はより豊かになっていくはずです。テクノロジーは人を幸せにするために生まれているからです。ですが、これに不安を感じる人々は“働けない人が増える”とネガティブに感じているのではないでしょうか。 もしそう感じる人がいるのであれば、その人は苦労して働かなければ生きていけないという概念に囚われているのかもしれません。実際、私たちは親や教師からそういった教育を受けてきたとは思うのですが、果たして本当にそうでしょうか?

働くという環境は国全体で見ると年々厳しくなっているようで、最近はブラック企業といわれる企業も増えてきました。実はこれらの企業に共通することは、商品も何かを搾取して作られているものだということです。 低価格の商品を作るために、地球や動物、人が犠牲になることを厭わない企業は雇用した人も同じように扱うでしょう。また、商業的なパイの大きい仕事は個性をなくして人を駒として扱うところもあります。このような企業や商品が増え続けてしまったのは私たちが安くて便利を追求しすぎた結果であり、因果応報と言えるかもしれません。

そう考えれば私たちがこのような仕事たちから自立して、自分の本当にやりたいこと、楽しい仕事を選んでいけばブラック企業は雇う人がいなくなり自然に減っていくし、地球や動物、人が犠牲になる商品を出来るだけ選ばないようになればこれもまた減っていきます。

楽しくてやりがいのある仕事を選ぶことと、地球環境、人にきちんと配慮した商品を選ぶこと、この2つは実は表裏一体であり、繋がっているのですね。もちろん全員が今すぐにというわけではなく、出来る人からどんどんやっていけば、世界って案外簡単に変化していくと思うのです。 2016年は個人的に、このループから抜け出し、自分の才能を生かした楽しい仕事=自分の使命の仕事をしていく人がものすごく増える年だと思うのです。実際、私の周りにはそんな人がたくさんいて、彼らといると本当にそうなっていくんだ! と感じることが出来て、わくわくします。

時代は確実に変化していて、そのスピードは急激に早くなってきています。 来年の今頃は、もしかすると“明日から仕事が始まるからわくわくするよー!”なんて声もたくさん聞くことが出来るかもしれませんね! とても楽しみです!

小森 優美

株式会社Highlogic 代表
「楽しく世界を変える」がコンセプトのオーガニックコットンブランドLiv:ra デザイナー。
世界を変えるパワーはカラフルでハッピーなんです。
http://yumikomori.com

【Vol.100】2016年の目標

こんにちは! Liv:ra デザイナーの小森です^^

あけましておめでとうございます! ! ついにやってきました2016。早いですねー。あっという間ですね。一年があっという間なように、きっと人生もあっという間なんだろうなと常々思います。後悔のないよう思いっきり生ききりましょうー! というわけで2016年もどうぞよろしくお願いいたします~。みなさまの今年の目標は何でしょうか? この一年の初めに目標をしっかり決めて、焦らず頑張りすぎずのんびりすすんでいきたいですね!

さて、この間東京でとあるアーティストさんの個展に行った時のお話です。そこにはとても美しい木の絵が飾られていて、そのあまりの美しさに私が魅入っているとアーティストさんが“これは奈良公園の木をイメージしたのですよ。”とおっしゃってくれました。奈良生まれの私はとても嬉しくなって、自分が奈良生まれであることをアーティストさんに伝えると、アーティストさんは自分は奈良が本当に大好きだ、と熱く語ってくださいました。

“現代は消費社会のため、すぐに古くなるデザインが主流であるけれど、奈良時代の奈良の人は千年先に残るデザインを考えていた。国際都市でもあった奈良は非常に感性の優れた人々がたくさんいたのですよ。”とアーティストさんは教えてくれました。

私はそれを聞いて、心から感動しました。普段奈良生まれと言うと90%くらいはバカにされるので、私自身奈良にコンプレックスを抱いていたのですが、このアーティストさんの言葉は私の奈良嫌いを払拭するどころか、自分の生まれ故郷に対して誇りを取り戻してくれる言葉だったのです。

奇しくも私はちょうど現在のファッションのシーズンというものに辟易としているタイミングだったのです。前回からランジェリーだけではなく洋服を作るようになり、業界の流れに基づき春夏、秋冬と半年クルーでコレクションを発表するようになってきたのですが、半年の流れでするとどうも忙しくて大変。自然なものを売っているのに不自然な流れになってしまうのです。

そのファッション業界に対するぼんやりとした疑問は、アーティストさんの言葉ではっきりと私の心に浮き彫りになりました。 エシカルという自然や調和を大切にするファッションは、現状のファッション業界の流れに合わせる必要はないし、合わせてはいけないんだ。奈良生まれのエシカルファッションデザイナーとして、千年は難しいかもしれないけれど、半年で古くなるものではなくて、ずっと長く着られるファッションを作ろう。私はそう誓いました。

というわけで、私の2016年の目標は、素材の素晴らしさだけではなく時間と共に色あせず、ずっと大切に出来るファッションを作ることです。古くならないファッションとはどういうものかをたくさん考えましたが、個人的にとある結論に達しました。それは作り手の想いに全て込められているのだということです。 なぜ現代のファッションが半年で古くなってしまうのかといえば、それは作り手が無意識に業界のルールに当てはめてしまっているからだと思うのです。それを意識して変えて、千年先をイメージした奈良の人々のように、もっとひとつひとつのものに価値を与えていくことが私にはきっと出来ると思うのです。

いつの間にかスピード重視な消費社会の象徴のような存在になってしまったファッションですが、おしゃれとは本当は自分の小さな幸せのための宝物を持つことから生まれたはずです。地球、生地屋さん、職人さん、工場さん、自分、購入者さんみんなが幸せになるイメージをしながら長く使える宝物のような商品を作り、ファッションは消費の産物ではなく、永く続く幸せのためにあるということをLiv:ra の商品を通してたくさんの人に伝えていければなと思います。機会があればみなさんの目標も聞いてみたいですね。

では素敵な一年の始まりを!

小森 優美

株式会社Highlogic 代表
「楽しく世界を変える」がコンセプトのオーガニックコットンブランドLiv:ra デザイナー。
世界を変えるパワーはカラフルでハッピーなんです。
http://yumikomori.com