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くま先生のすこやか診察室

「子どもも親も、家族みんなの笑顔と幸せのために」総合医療くま先生からのメッセージ

統合医療やまのうち小児科・
内科医師

山内 昌樹 (やまのうち まさき)

小児科医として勤務していたが、西洋医学の素晴らしさを感じつつ心から望む医療と現実のギャップに悩み、軽度のパニック障害を経験。YHC矢山クリニックで小児科 を担当し、病気の真の原因を学ぶ。お母さんの自己肯定感を取り戻すことが家族みんなを笑顔にし世界を平和にすると確信している。
〒849-0915 佐賀県佐賀市兵庫北5丁目8-7-2
0952-33-8500
http://www.yamanouchishounika.jp/

【Vol.64】パートナーに対して感じるストレス 2

投稿日:

 パートナーに対して感じるストレスは、結局自分の内面のエゴやトラウマを相手に投影して、その影に対して悩んだり、苦しんだり、悲しんだりしているということに気づかないと何度も何度も同じような体験をしてしまいます。まるで、あらかじめ決まったストーリーの映画を、それが映画だと気づかずに何度も繰り返し見ているかのように…映画「マトリックス」を見たことのある方であれば、バーチャルな映像を全く疑いなく「現実」だと思い込んでいるという状況が理解できると思います。パートナーや友人、同僚達と付き合う中で、何度も同じようなトラブルでつまずいてしまうという場合は、自分のエゴやトラウマに気付いて解消しましょうというサインかもしれません。

 エゴやトラウマに直接アプローチするのは、深い瞑想状態に入るか、内観で自分の内面を掘り下げていくか、霊的な直感力に優れた人にみてもらう、などという方法がありますが、それぞれ、練習が必要であったり、時間がかかってしまったり、霊的な直感力が優れた人が身近にいないなど、すぐに取り組むことが出来ないという問題があるので、今回は、誰でもすぐに取り組むことができて、効果も高い方法をお伝えします。

自分&全てを許す方法

 「とにかく全てを許します」と決意します。例えばパートナー(Aさん)に対して、イライラしたり、辛い感情が起きた時に「Aさんを許します」と3回心のなかで唱えます。唱えた後マイナス感情がでてくるようなら、でてこなくなるまで続けます。もし、「またイライラしてしまった」など自分を責めるような言葉が思い浮かんだら、「そう思った自分を許します」と3回心のなかで唱えましょう。自分が許せないという感情を持っている方は結構多く、「また~してしまった」というフレーズが思い浮かんだら、すぐに自分を許すと唱えてください。やり方を覚えて、ある程度感情が落ち着いてきたら、第2段階に進みましょう。やることは同じですが、今度は自分のマイナス感情(怒り、悲しみ、不安、嫉妬、恨みなど、辛い感情)が湧いてきたら、すぐに「そう思った自分を許します」と3回心のなかで唱えましょう。これは自分の感情を客観的にみる練習にもなっています。起きている間ずっと続けることが出来れば、もう悩みはなくなる…かもしれません。

自分~すべてを愛する
 この方法は以前勤務していた矢山クリニックの矢山先生から教えていただいた瞑想法です。少しアレンジして紹介します。
 まず愛するという言葉は抽象的でわかりにくいので、「大切だ」と思う感情であると認識します。ゆったり座って、まず自分の顔や頭を意識して「自分の顔や頭は大切だ」と認識します。同様に、自分の体、腕、足、さらに痛むところ、不調なところも自分にとって「大切だ」と認識します。できるだけ、ゆっくりしみじみと「確かに大切だなぁ」と感じてください。時間がある場合は、目、耳、鼻、口などパーツごとに大切だと感じてみましょう。痛いところや違和感を感じるところがあれば丁寧にさすってあげましょう。次に自分がいる場所、部屋も自分を守ってくれている「大切なところ」だと認識します。自分の所有している服、カバン、本、趣味の物、クルマ等も「大切なもの」だと「ゆっくり、しみじみ」感じましょう。自分に関わってくれる人に対しても「大切な人」だと感じます。もちろん、時間があれば家族、友人、同僚など一人ずつ想像して「大切な人だなぁ」と心のなかで言ってみましょう。この先はイメージ力をつかって、住んでいる町、地域、国、地球、宇宙と大切だと思う範囲を広げていきます。宇宙の果ての見知らぬ星の石ころ一つまで自分の体と同じように大事だと思えるようになった時、キリストやブッダの心境を垣間見れるかも…しれませんよ。

山内昌樹

医師 山内昌樹氏
平成19年まで一般小児科医として診療を行うかたわら、統合医療を志しYHC矢山クリニックで小児科を担当。平成22年12月佐賀市内に『統合医療やまのうち小児科・内科』を開院。
医師となってから、重病の患者さんが劇的な回復をすることや子どもの生命力の素晴らしさなどを経験するも、個人差を考慮しない画一的な治療、ステロイド薬や免疫抑制剤の副作用など、西洋医学の限界を感じる。
漢方薬や代替療法と西洋医学を融合して治療を行うYHC矢山クリニックで小児科を担当、病気の真の原因を学び、実際の診療で効果が見られることを経験。

統合医療やまのうち小児科・内科
当院では漢方薬を中心に、代替療法、西洋薬を一人ひとりに最も合うように治療します。乳幼児から御高齢とわず、未病の治療や健康維持から、慢性疾患の治療まで幅広く診療を行っています。
〒849-0915
佐賀県佐賀市兵庫町藤木772-3
電話:0952-33-8500
http://www.yamanouchishounika.jp/pc/

- くま先生のすこやか診察室 - 2013年1月発刊 Vol.64

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