この「らくなちゅらる通信」を皆様へお届けしているころには、私は産まれて間もない赤ちゃんを抱いていることでしょう。今はまだお腹の中にあるいのちが、もうすぐ（もしかしたら今夜にも！）、外の世界にでようとしています。今、お腹の中の赤ちゃんは何を思っているのでしょうか。

　二人目になると「もう、二人目だから様子がわかっていて楽でしょう」とよくいわれます。しかし、私にとっては第一子と第二子は、まったく受け入れる感情が違いました。第一子を授かったときは、“赤ちゃんがやってくる♪”というただ、ワクワクとした感情でいっぱいになっていました。ところが、今回、第二子を授かり、“母親になるんだ” “家族ができるんだ”という、ワクワク感というよりも今までにないプレッシャーがのしかかってきたのです。

　息子を出産したときに、私は「母親」になり「家族」が増えたわけなのですが、どこか“なんちゃって母親”というような、地に足のついていないその場しのぎの母親であったように思うのです。おそらく、私の自覚のなさから起こっていることなのでしょうが、子どもが二人になると、もうごまかしはきかなくなると急に怖くなってしまいました。決して、今まで子育てをおざなりにしていたわけではなく、子どものことを真剣に考えていなかったわけでもないのです。それでも、今回子どもが二人になることがわかってからは、“私は母としてしっかりしないと”との想いが渦巻いています。

　でも、肩肘張ってがんばったところで、子どもにとってよい母親になれるわけでもありません。息子とこれから産まれる赤ちゃんが、私を子どもたちにとって最高の「お母さん」へきっと導いてくれるのだと信じていたいと思います。

　夜、お布団を敷いていると、息子が「おとうさんの、おかあさんの、けいとの」と枕を三つきれいに並べていました。ここにもう一つ枕が並ぶころ、私は新たにどんなお母さんへの一歩を踏み出していることでしょう。

☆ご報告☆
8月10日17時23分、無事元気な男の子が生まれました♪励ましやお祝い等本当にたくさんのお声を頂き、皆さま、ありがとうございます！