先月号で「母子健康手帳」について書きました。その追加の情報です。6月上旬に、「今年度中に母子健康手帳とマイナカードの一体化を一部自治体で始める」という発表がありました。母個人のカードに紐づけるわけだから、「親子手帳に変えよう」と議論した方向性と真逆ですね。詳細はわかりませんが、該当する人は、紙の手帳ももらえるならもらっておいたほうがいいんじゃないかと思います。データ入力が中心になると、ただでさえ機械を挟みがちな妊婦健診が、妊婦の顔色も満足に観察できない入力仕事の場になりかねないですし、特に初期にはデータトラブルもありそうです。母子手帳のデータはおりにふれ必要で、呼び出せなくなったら本当に困りますから。
梅はやっぱりいいですね
右が決定された日に、「プレマシャンティ離乳食&おやつの会」が、プレマルシェ・スタジオ中目黒で開催されました。残念ながら参加できなかったわたしは、スタジオ担当の十二村さんに当日紹介された食品を伺いました。子どもにおすすめできるものは、もちろん妊婦さんにもおすすめ。すべてお伝えしたいところですが、わたしが特に印象に残ったものをご紹介します。
1歳の赤ちゃんが梅干し好き、という話から。梅干しばかりか、柑橘類の酸っぱいものも好きらしく、小さい子には酸味を嫌がる子も多いので、会場の皆さんは驚いていたようです。プレマシャンティシリーズを開発している横山さんは、その子が味の濃いものも好むことを確認、ミネラル不足の可能性を指摘すると同時に、妊娠中にママがよく食べていたものについて質問したそうです。その影響を、お腹の子は受けているはず、と。
実はその子のママは、妊婦の便秘対策に「元気善玉の素」(梅肉エキス入り)、冷え予防に「ぬくもりめぐり茶」(梅醤番茶の仲間)と、梅を活用する妊娠生活を送っていたようです。母が美味しくありがたく味わっていた梅の味に、お子さんは羊水を通してなじんでいたのかも。離乳食に梅干しそのものも食べるけど、練り梅も好きで、「梅肉エキス入り ねり梅」も、よく食べているそうですよ。この時季に梅を欲するのは理にかなっています。暑く湿気る、からだも腐敗を避けたい気分になりますから、大きくなったお腹で汗疹ができやすくなったり、からだがあちこち痒くなったりする前のねり梅、妊婦さんにもおすすめです。
出汁の快楽
会では、ミネラル不足が懸念されるケースが目立ったようです。プレマのミネラル製品はいろいろありますが、お話を伺い、なるほど、これを上手に生活に取り入れられたら食の快楽が増す!と思ったのが「水谷さんのいわしっこ」。天日干ししたいわしの頭と内臓を、手で丁寧に取ってうすーく削ったいわし削りです。お湯を注げば出汁になる。その出汁を、会場にいた、離乳食のお魚嫌いでママを悩ませていた赤ちゃんも、うまうま飲んでいたとか! プレマシャンティの乾物は、すっごく香り高くて美味しいですからねぇ。妊娠~授乳期の女性は、自分一人分を超えたミネラルが必要ですし、妊娠中に摂り入れたら、羊水を通して出汁の快楽が赤ちゃんに伝わり、離乳食期の好物が増えるかも。離乳食弁当には、母が美味しいと思えないベビーフードより、いわしっこをお湯で溶いた出汁や、プレマシャンティのスープもおすすめだそう。葉酸も摂れる「スピルリナと野菜のめぐみスープ」は妊婦さんのおやつにも最適ですよね!