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Mie's マクロビ通信

【Vol.78】「子宮をキレイにしよう」

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 3月になりましたね。「弥生」とはますます草木が元気に伸びていくといった季節です。自然界のリズムは上昇の伸び上がっていくエネルギーが働き、私たちもその影響を受けていきます。
 カラダでいえば緩める力が働きかけて、余分な物をどんどん排泄しようとしはじめます。そんな季節に美味しく食べることが出来る自然の恵み、山菜や菜の花など緑の上に伸びるお野菜たちは自然と調和をとることを助けてくれます。セロリ、せりなどもいいですよね。緑をたくさん摂りいれながらカラダと自然の調和を保つことでこの広い宇宙に放たれた光のひとつとして、その輝きをきらめかせていきましょう。
 さて、3月と言えば4年前に私たちに多くの気づきを体験させた震災のことをまたしっかりと受け止めて考え、行動をしていく、そんな毎日を重ねる時でもあるように思います。たくさんの犠牲をもって私たちが体感した学びを未来にどう繋げていくのかを、年月を重ねるほど問われているようにも思います。何が出来るかわからないけど、何かをやりたい。そう感じているのは私だけではないように思います。
 女性は子宮というとても神秘的な神殿を持って生まれてきます。とつきとうか、カラダの中で新しい命を育む場所。その存在だけで女性は社会に貢献しているのです。ここからの時代、子宮で考えるその感性が必要になってくるように思います。命を育む臓器=子宮を持っているだけで存在価値がある……。この感覚がこれからの地球をより良い状態に繋いでいくと思うのです。だからその子宮がよりよい状態で健康であることが大切なことのように最近強く思います。
 私は初潮の時から生理痛に悩まされ鎮痛剤をいくつも飲みながら過ごした時期がありました。33歳の時、子宮内膜症と診断されてホルモン剤をカラダの中に入れた時、自分が自分でなくなっていく、そんな感覚を体中で感じました。「私が私でなくなる」。そして私は決めました。薬を飲まずにこの生理痛を治すことです。実践したのが食生活の改善です。そこから私のルナマクロビの生活がはじまった訳です。
 あれから20年近くたって、いまでは生理痛や月経前の嫌な症状、更年期障害もなく、毎月を重ねることができています。そしてカラダとともにココロにも変化が訪れました。それは子供を産むことが恐かった私から子供を産みたいと思う私になっていたこと。子供を育てたいとココロから思えるようになったこと。そして何よりも自分を大切にしてあげたいと思えるようになったことです。
 女性は子供を体内で育む本能を備えながら様々なことを体験していきます。この本能を無視することなく充分に体感出来る、そんな体内環境を手に入れることで、もっと自分に自信が持てて「子宮をキレイにしよう」生き生きと出来るはず、とそう思うのです。
 私は自分の夢をいっぱい叶えてきました。でもたったひとつだけ叶えられなかった夢があります。それは子供を出産するということ。子宮が健康でなかったから叶えることが出来なかった夢。もちろん子供を出産出来なかったから出来たこともたくさんあるので自分の人生には後悔していないのですが……。でも、カラダが健康で子供を産めたとしたらそこには選択基準が増えた訳です。
 “Yes I can but I don’t . ”と“I can’t .”はずいぶん違うような気がしませんか?
 まずは子宮を健康にそしてキレイにして欲しい。そうしたらきっとあなたは今以上に自分の可能性を見つけることができるから。そしてその感性がこれからの地球をより良くすることに繋がっていると思えるのです。自然の摂理を体感しながらあなた自身をキレイに育んでいきましょう。

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春寿司

人が集まる時に、愛に包まれたい時に
mie魔女秘伝の合わせ酢。
酸味がほどよく玄米を食べやすくします。
初めての方にも、食べていただきやすいレシピです。

材料
玄米……………… 2 合
押し麦…………… 大さじ2
昆布………………切手大1枚
< 合わせ酢 >   
梅干……………… 2個
甜菜糖……………小さじ2
お酢………………大さじ2
味の母……………大さじ2

えごま又は金胡麻… 適宜
菜の花………………適宜
豆腐…………………適宜
ターメリック………… 適宜
自然塩………………適宜
紅しょうが………… 適宜
作り方

(1)押し麦玄米を洗って圧力鍋で炊きます。お塩の代わりに昆布を使います。

(2)ペースト状にした梅干を小さなすり鉢に入れて、お酢、味の母、甜菜糖を加えて良く混ぜます。甜菜糖の量はお好みで。

(3)炊きたての玄米を飯台に移して②の合わせ酢を加えて混ぜます。ご飯が熱いうちにあわせるのがポイントです。えごままたは金胡麻を加えます。

(4) 菜の花は刻んでさっと茹でます。花の部分は飾り用に刻まずに茹でましょう。

(5)水を切った豆腐は手で潰して、熱したフライパンに入れて炒めます。お塩で味をつけてターメリックで色を着けます。

(6)(3)に(4)と(5)を加えます。

(7)ラップを手のひらの上に広げ、最初に菜の花、紅生姜を置いて、(6)のご飯をのせます。ラップで包んで絞って手まり寿司にします。
紅ショウガの代わりに桜の花の塩漬けを置いてもいいですね。

中 美恵

中美恵(なか
みえ)氏 1997年に、マクロビオティックカウンセラー・中広行氏と出会い、料理法や理論を学び始める。2000年「おいしく、楽しく」をテーマにした「マクロビクッキングスクール」を大阪に開校し、全国に展開。現在は料理に留まらず、マクロビオティックに出会うことで多くの可能性を手に入れた自身の経験を活かし、「年を重ねるごとにキラメキを増す」「今の時代に望まれる素敵な女性」をテーマに、多彩な場面で活躍中。

中美恵公式サイトはこちら>>
 

- Mie's マクロビ通信 - 2014年3月発刊 Vol.78

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