10月のある日、自宅近くを歩いていると、本屋のショーウィンドウを飾る「京都検定」の大きな文字が目に飛び込んできました。
実は以前から気になっていた京都検定。調べてみると、さすが京都通の度合いを認定するだけあって、問題も様々。「京ことばで『オブ』の意味はどれか」「平安京の正門で、朱雀大路の南端に位置するのはどれか」など問題は多分野にわたり、一番難しい1級に至っては、マークシート形式ではなく、記述式、小論文式という本格的な認定試験です。(ちなみに京ことばの「オブ」はお茶の意味で、朱雀大路の南端に位置するのは羅城門です。)
公式サイトには、過去に出された問題にチャレンジできるページがあるのですが、これが意外とおもしろく、解答と解説を読むと「へぇ~」と思うものもあって、京都に関する知識全般が深まり、京都への関心も高まります。
ちょうど季節は、読書の秋。12月の認定試験を受けるかはさておき、高まった関心を満たすべく、さっそく京都に関する書籍を読んでみようと思います。