【Vol.44】今すぐできる放射線対策

　福島第一原発の事故に関してはさまざまな情報が流れ、不安は尽きないことと思います。そんな中、誰もが気になる放射線対策について、スタッフ河村が弊社代表の中川にインタビューしました。

　適切な情報に基づき、意志をもって判断・行動することで心に余裕が生まれます。皆さまのお力になれることを願って中川のメッセージをお届けします。

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放射線被爆にはどう対処するか
　外部被爆と内部被爆、それぞれ個別に説明しましょう。
　外部被爆とは、放射性物質が皮膚や髪の毛や服などについている状態です。まずは触れないことですが、触れてしまったら何より洗うのが一番です。雨は外部被爆を促進しますし、放射性物質が粘膜から入ってしまう危険性もあります。特に降りはじめの雨には注意すべきです。
　内部被爆とは、呼吸、水や食べ物、そして傷口などから放射性物質が体の中に入ってしまった状態です。濃度が高いエリアは別ですが、呼吸に関しては不織布のマスクでも防ぐことはできます。

放射線から身を守るための食事
　内部被爆には、日本の伝統食が効果的であるといわれ、広島・長崎に原爆が落とされた当時の医師たちによる実証も記録されています。今は特にマクロビオティックの陰陽に基づいて考えるのが良く、拡散する陰性のエネルギーをもつ放射線の影響を防ぐには、逆の性質を持つ陽性食品がおすすめです。チェルノブイリ事故のときは、ヨーロッパのマクロビオティック実践者たちが、日本の味噌をこぞって買い求めたそうです。玄米食や黒焼き、海藻なども効果的だといわれます。
　放射線対策は実は、私たちがこれまで提案してきた化学物質対策とほぼ同じです。化学物質も放射線も、まずは避けること、そして解毒と抗酸化、さらに免疫活性がポイントです。私たちが提案する健康食品のほとんどは解毒の性質を持ち、抗酸化や免疫活性の働きがあります。
　自然食やマクロビオティックを実践されている方はもちろん、弊社で健康食品や化粧品を買ってくださる方も、意識しないうちに対策ができている方が多いと思います。非常に高いレベルの放射線が観測されている地域では、その場所を離れる必要があるかもしれませんが、それほどレベルが高くないところであれば、食事をはじめとして、私たちが今までご提案してきたような生活をしていただければ、それほど恐れる必要はないかと思います。
　恐いという気持ちは一番免疫を落としてしまいます。食事の他に、運動をすることで過度の不安に陥りにくくなります。

安全を確保するためにできること
　常時飲用不可のレベルまで数値が上がっている地域では、浄水器だけでは対応しきれませんが、突発的に数値が高くなる程度でしたら、活性炭式浄水器をおすすめします。活性炭は、原子炉の中の制御棒や防護マスクの吸込み口などにも使用されており、チェルノブイリの原発事故では、上空から散布されたとも聞いています。
　また一般的な浄水器は、フィルターに有害物質がたまっていきますが、弊社がおすすめするエリクサーやハーレーといった高性能浄水器は、逆向きにお湯を流して洗浄することで、フィルターにたまった有害物質をある程度まで除去することができます。
　放射線も心配ですが、やはり身の回りの化学物質は依然として恐いです。農薬のついた野菜を食べ、合成化学成分のシャンプーやお化粧、芳香剤や消臭剤を普通に使っている人がまだ大多数です。安心しすぎるのも危険ですが、放射線を特別視するというよりも、今まで危険だといわれていた他のものに対する対策を続けていれば、結果は相当違ってきます。

判断の基準となるもの
　恐怖や不安に駆られて対策をするよりも、もっと世の中の役に立ちたいとか、いつもにこやかでいたいとか、できるだけそういう気持ちで行動していただきたいです。
　同時に、放射線のレベルに対しては、各自が基準を作り、最後は自己決定するしかありません。風評被害も心配されていますが、そもそも何が風評なのかという判断も難しく、国が基準をはっきりさせないことが一番の原因です。
　放射線レベルが高ければもちろん無理ですが、福島でも、東京周辺で測定されている値とあまり変わらない地域も実際にあります。原発事故以前に収穫されて倉庫に保管されているもので、測定器で測った上で放射線レベルは低いということであれば、弊社は積極的に買いたいと思っています。そうしないと、手間暇かけて作られたものがすべて無駄になってしまいます。
　そういった問題のないものに関してはご紹介していきますし、お客さまにも購入していただければと思っていますので、よろしくお願いいたします。

>>中川が語る「今すぐできる放射線対策」全文はこちらでご紹介しています。