麻辣味ブームから数年。香りや味は好きだけど辛すぎる!と敬遠していた方もアフリカン・チリペッパーのまるごと使いでマイルドな辣油を作ってみませんか?
使用食器:森修焼 フルール(-Fleur-)プレート、マルチスプーン、らくらくボウルS
<材料> 150ccガラス容器1本分
・アフリカン・チリペッパー……5〜10粒
・ごま油きよら(太白)……100cc
・ニンニク(薄切り)……2片分
・生姜 みじん切り……大さじ2
・長ネギ みじん切り……大さじ3
・花山椒……小さじ1
・八角……2個
・松の実(または白胡麻)……大さじ1
・ごま油こまやか(濃口)……50cc
・TEJAKURA天日塩あらじお……小さじ1/4
<つくり方>所要時間:20分
①18~20cmくらいの鍋かフライパンに松の実と塩以外の材料をすべて入れ、中火にかけ、3分程でじゅわじゅわと沸騰したような小さな泡が出てきたらよく混ぜ、極弱火にする。
②ニンニクを焦がさないように極弱火のまま混ぜながらじっくり水分を蒸発させる(約15分)。
③ニンニクがカラリと揚がったようになったら、松の実・塩を加えて混ぜ、あら熱が取れたらごま油こまやか(濃口)を加えて完成。カラス瓶などに移し冷蔵庫で保存してください。
*辛味調整:マイルド派さんはアフリカン・チリペッパーまるごと使いで。辛いのがお好きな方はアフリカン・チリペッパーを砕いてから作ってみてください。八角は食べるときに取り除いてください。
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しょう来のゆめ
『らくなちゅらる通信』で表紙のART を担当されてる鈴木あきこ先生はなにを隠そう次男(8歳)が家族以外で唯一「お喋りできる大人」です。鈴木先生が主宰する造形教室アトリエリュミエールに5歳から通い始めてはや3年。いつも独りだけイレギュラーな制作と表現を求める次男を臨機応変に導いてくださり、 彼にとって先生は、安心してなんでも話せるかけがえのない存在です。
私「ね~ふう君はなんで、あきこ先生とは喋れるの?」
次男「それは喋り始めた昔に戻ってみないと分からないんだけど。。あ。高校生になっても通うからね!」
「生徒の自己実現」に至るまでの的確な指導は、画材の材料学や描画・造形テクニックだけでなく、先生のアーティストとしての挑戦や研究・自己探求の深い地層のようなものから瞬時に取り出されるもので、指導自体がARTで人生そのもの。少し「料理」にも通じるものがあるような気がしています。
先日、代替肉を使ったレシピバトルの審査員として登壇させていただく機会があり、上位シェフの共通点は料理に作為感がなく、やはり人生経験そのものが表現されていたことでした。
次男は人生経験8歳ながら自分のイメージやアイデアを迷いなく一気に描ききります。
「できた!」と声が挙がると絵には100%の彼が在ります。アトリエ・リュミエールはきっとこの瞬間のピュアな「喜びの伝播」を目的にされてるのです。(知らんけど。笑)
さて、小学校の自己紹介文にこんな1行が。
しょう来のゆめとなりたいわけ
「が家。生まれる前から絵がすきだったから、いつかお母さんと一緒に絵をうりたいからです。」 売りたいんかいっ 1番に買うわ!笑
ARTであれ、料理であれ、そこにある経済的な循環も無視はできません。いつか次男の人生に於いて「喜びの伝播」が伴う好い経済循環になればいいなぁ。