黒豆煮は甘さ控えめで作っておけば、正月だけでなく、スープや炒め物など、季節問わず気軽に使えて重宝します。
<材料> 作りやすい量
・丹波アンビエントファームの黒豆……200g
(A)
・浄水……800cc
・一二三唐……100〜120g
・本醸造 淡口しょうゆ……大さじ1
・鉄玉(あれば)
<つくり方>調理時間:50分
①黒豆をザルでサッと洗う。
②強圧力鍋に(A)を入れ、中火にかけて煮溶かしたら火を止め、①の黒豆を入れ、12時間浸しておく。
③鍋に蓋をして中火にかけ、圧が上がったら弱火にして25分加圧し、そのまま常温になるまで放置。その後、12時間そのまま漬けて完成。
※アンビエントファームの黒豆はアクが少ないので途中でアク取りは不要です。
※鉄玉を入れない場合、黒豆の自然な色ムラがあったり、茶色い部分が出ます。
※冷蔵庫で1週間保存可能。
※調理時間には、黒豆の浸水時間と漬け置き時間は含まれていません。
使用食器:森修焼 NEOZYU ミルキーホワイト
水から自ら
2024年も多くの方々と料理を通じて素敵なご縁をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんのご質問をメールでいただいております。料理方法に関する「ヴィーガン料理の一番のコツ」「オリジナルレシピの構築法」や、ご家族の健康を意識した「超簡単で健康的な食材の組み合わせ」「健康情報の信憑性」についてが多かったです。これらはどちらも、私の提案する「Neoベジ」スタイルが答えになるかもね!と思ってます。
まず、ヴィーガン料理に関して、キーワードは「観察」。具体的には、食材の水分をコントロールすること。料理って「水」の移動と循環なんですよね。仕上がりは意識をどこに向けるかで変わります。例えば、玉ねぎを蒸し焼きにするか、蓋をせずに炒めるかでも味の深味や食感が違いますよね。教室ではミクロの観察を通じて、自分次第で目に見えない世界が眼に見える(味わえる)世界を創ることを伝えています。受講生の皆さんがその「観察」から本質に気づく瞬間、目がギンギンに輝き、笑顔に包まれます。
次に、家族の健康に関するご相談に対しては、「なにを食べるか? どう食べるか?」よりも優先するのは、人体の70%を占める「水」ですとお答えしています。読者の皆様はうんうんと頷いてくださると思います。水から自ら輝くことが地球復活の鍵でありますから。
今後、地球のためになにができるのか? 2025年には、この「Neoベジ」理念をさらに発展させ、現代日本に適した季節の食べ方を楽しくまとめた『Neoシーズナルガイド』を作成する予定です(プレマさんのお勧め食材紹介でこと足りるような氣もしますが)。
春には皆様に良いご報告ができるよう、取り組んでまいります!
本年もお付き合いいただき、ありがとうございました。