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もうひとつの穴から覗いたら

視点を変えて心と身体を捉え直すボディワーカーのつぶやき

プレマ株式会社
プロモーションセクション
ボディワーカー

寺嶋 康浩 (てらしま やすひろ)

関西大学工学部卒。ディレクターとして企業の宣伝に携わる傍、
クラニオセイクラルやポラリティセラピーなどの療法を学ぶ。
身体と対話し身体から思考のクセや感情を解放していくあり方をUnfolding Bodywork としてまとめ伝えている。
趣味はダンス。1級電磁波測定士。健康経営アドバイザー。

身体の声を聞く

投稿日:

それは「心と身体の繋がりに意識を向け、
心と身体のニーズに合う方法を選択して行動する」こと

 クリスマスが近づいてくると、街中イルミネーションで華やかになる。よく見てみると、街路樹に釘を打ったり電線をぐるぐる巻いたりしているので、悲しい気持ちになってしまう。もし私が電線でぐるぐる巻きにされ、毎晩夜遅くまでLEDを身体の側でチカチカ点灯され続けたら、精神的におかしくなってしまうだろう。人は「声のない生き物には残酷になれる」のかもしれない。

 「身体の声を聞く」という言葉がこの十数年で一般化しつつある。でも、身体が勝手に声を上げるという意味ではない。抽象的な意味合いだからかスピリチュアル系の話に捉えられるが、「心と身体の繋がりに意識を向け、心と身体のニーズに合う方法を選択して行動する」ことだと理解している。科学的に説明すると、脳は身体が発する「筋肉の緊張」や「心拍数」などの感覚情報を身体の状態を把握するのに利用している。これを「内受容感覚」と呼ぶが、それが優位になると、自覚しやすくなり、「心と身体のニーズ」がわかりやすくなってくる。習慣的に心と身体のニーズに対応できるようになることで、精神的にも社会的にも健康で満足感を得ている傾向があるそうだ。逆に内受容感覚が鈍化し、心と身体のニーズがわからなくなると、ストレス環境に気づけなくなり、身体に症状として現れてくる。

 私は毎晩のようにビールを飲んでいる。家族は飲む習慣がないので、缶ビール1本でも「飲みすぎ」と思うらしい。下戸の妻が言うには「毎晩ビールを飲みたいという気持ちがまったくわからない」そうだ。言われてみると「毎晩ビールを飲みたい!」と思っている訳ではない。ビール一本では酔わないので、目的は酔うことでもない。家での一人飲みなので、雰囲気を楽しみたいということでもない。なんのために毎晩飲むのか、私は自分でもよくわかっていないことに気づいた。そこで、まず飲むものを変えてみようと、ノンアルコール飲料をいろいろ試してみて、某輸入食品の店で見つけたドイツ製のノンアルコールビールのおいしさに衝撃を受けた。日本のノンアルコールビールは、いろいろ添加して、「味がそれっぽいもの」を作っている印象だ。それに比べて、このノンアルコールビールは、ちゃんと醸造されていておいしい。これで十分だ。私はアルコールが欲しかったのではないらしい。毎晩ビールを飲むという、身体の声を無視した習慣。私は、まさに街路樹のイルミネーションのように自分を扱っていたのかもしれない。

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