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楽だから自然なお産~高齢出産編~

出産・子育て・介護家族と向き合ういろんなお話

一般社団法人
日本マクロヘルス協会
理事

望月 索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。
編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。編著に『子どもを守る自然な手当て』、訳書に『親子で楽しむ!おむつなし育児』、『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』。
http://macro-health.org

母と子の「首」を守る

投稿日:

「首ガクーッ」という問題

日本マクロヘルス協会では、来月9月なかばに、東京都内で歯医者さんによる離乳食の講座を開く予定です。保健所の指導くらいしか目安のなかった離乳食を始める時期が、まったく新しい視点から解きほぐされます。ご興味ある妊婦さんや乳児の親御さんは、日本マクロヘルス協会のウェブサイト(macro-health.org)をご覧いただけると嬉しいです。
 
その打ち合わせのときのことです。同席していた歯科医師と鍼灸師のお二人が、東洋と西洋、両方の立場から、小さい子どもの首から上に異変が起きているという指摘をされました。9月の講座では、その点も話題となる予定ですが、ここでも少し紹介できるのが、抱っこのときの子どもの姿勢の話です。おしゃれで高機能なベビーキャリーがどんどん増えていて、わたしも大変お世話になってきましたが、首が不安定な状態になっている子どもも多く見かけます。首がガクーッと倒れた状態でおんぶされている赤ちゃん、もう少し大きくなるとバギーでガクーッとうなだれている子ども……。
 
おんぶで首ガクーッは、私もきっとやったことがあると思います。自分の背中はそんなに見えないから……。子どもはからだが柔らかいからあんな角度でもなんとかなるんだね~という話ではなく、重力に負けたその状態は、きっちり子どもの負担になっているとのこと。そのまま大きくなると、首から上の要所に問題が起こるかもしれず、それは全身のトラブルにつながります。心配する専門家からは、本当に発達に関わることならママの便利を一番に追求しなくても良いと思う、との声も。お二人とも子育て経験のあるベテランで、ママの大変さはよくご存じですが、たしかにどれだけ忙しくても、問題の深刻さを知っていたら、首がすわってからの子どもの首への配慮、優先順位が上がるはずです。

首、手首、くびれ、足首のこと

妊娠中は特に、「首がつくところ」の優先順位が高いです。首、手首、くびれ(ウエストライン)、足首を冷やさないように守ること。そういわれても、わたし自身、女性には冷えは大敵といった一般論を知っているくらいで、具体的にどうすれば「首」が守られるのか、知識がありませんでした。
 
妊娠中、くびれについては妊婦用腹巻などが豊富にありますからそんなに悩むことはなかったです。首や手首については冷やしているという意識はなかったけれど、助産師さんにいわれ、首元の広い服を避けるようにしてみました。また、首に気持ちのいい布を夏場でも軽く巻くようにすると、首の後ろやデコルテが実は冷えていたのがわかります。肩のこりも変わるような気がします。首の広い服で乳腺も冷えるそうです。産後におっぱいトラブルのある人は、胸元が広くあいた服は避けるほうが無難です。
 
冷房による冷えが強い時季、水仕事の冷えも避けたい産後一カ月には、手首ウォーマーも重宝します。抱っこの負担で手首が痛いとき、指がこわばるようなときにはからだ全体がガチガチなのですが、「首」を冷やさないよう気にしてあげると楽になります。特に足首には女性や妊婦に大切なツボがあります。夏は汗で濡れるとかえって冷えるので、ヘンプなどのサラサラと通気性の良い素材がおすすめ。夏場は油断しがちですが、日中は足の裏はオープンにしても足首は守り、夜は足首ウォーマー2枚づかいでもレッグウォーマーでもいいので、かかとまで守ってあげると安心ですよ!

さらっとしていて、これは夏でも気持ちいい!

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母と子の「首」を守る

- 楽だから自然なお産~高齢出産編~ - 2019年8月発刊 vol.143

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