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中川信男の一問一答

プレマ株式会社 代表取締役
ジェラティエーレ

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
文書で確認できる限り400年以上続く家系の長男。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。
3人の介護、5人の子育てを通じ東西の自然療法に親しむも、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社代表取締役。保守的に見えて新しいもの好きな「ずぶずぶの京都人」。

【Vol.35】どうして電磁波の話ばかりされるのですか?

投稿日:

質問:
私はマクロビオティックやローフードなど、食事は体も心も作るので大切だと思っていますが、中川さんは難しい電磁波の話をしょっちゅう書かれています。私は食やスピリチュアルなことに興味があっても、電気には興味がないのです。どうして電磁波の話ばかりされるのですか?

答え:
 お気持ちはよくわかります。特に電磁波の話は、漢字の印象からしても、踏み込んで説明したときの用語の難しさからしても、難解に感じますし、食べたり飲んだり、臭ったりするわけではありませんから、掴みがたいとお感じでしょう。

 私も、できれば難しい電気の話題を持ち出したいわけではないのです。それでもなお、どうしてもお話ししなければならない理由があります。それは、『人間の体は微弱な電気で動いている』という事実です。たとえば神経伝達や、細胞内にあるミトコンドリアがエネルギーを蓄える仕組み、そして筋肉や細胞の機能そのものまでが、微弱な電気によってコントロールされているからです。今回はできるだけわかりやすくご説明したいと思います。

 有害な電磁波の話が出たときに、海外の論文などで頻繁に出てくる病名は、体内電気の乱れに関係する病気です。とくに細胞分裂に関係するガンや、神経に起因する自律神経失調、電気的な引き寄せによるアトピーやアレルギーなどはよく関連で出てくる病名です。コリや疲れはすでに体感されているかもしれません。ほかにも「病気のデパート」といえるほどの病名の一覧が、電磁波の有害性にまつわる海外論文を検証した本には記載されています。結局のところ、病気の大半は、体内の電気の流れと関係をもっているといえそうです。木に抱きついたり、地面に直接寝たり(つまり大地とアース)すると体調が良くなる場合があるのも、あながち迷信とはいえなさそうです。

 何かを食べればエネルギーや栄養を得て人間が生きていけるし、その質や食べかたが細胞の質を決定すると学んでこられましたね。その結果として健康に、またエネルギーにあふれて生きていくためには、食について学び、実践する大切さを実感されたことでしょう。農薬や化学肥料の危険性についても考えられたと思いますし、それらが濃縮されやすく、消化が難しく体内を汚しやすい動物性食品を減らした方がいいこともご存じかと思います。

 言い換えましょう。体内で電気をうまく流すことができれば、それが細胞の健全さを決定づけるでしょう。その結果として健康に、またエネルギーにあふれて生きていくためには、電磁波について学び、うまくつきあう大切さを実感されることでしょう。そのときに、昔は存在しなかった各種の電磁波について考える必要がありますし、それらの発生源となり、処理が難しく体内を乱しやすい家電製品や電気利用機器を減らしたり、機器が必要ならば、その電磁波をなんとかしたほうが良いのです。

 さて、電磁波の問題をお話しするときに、どうしても難しくなる要素があります。それは、周波数(電気の波の回数)によって、呼び方が違うからです。ときに、『電磁波には良い面もあるんだ』という反論がくることがありますが、それは事実です。たとえば遠赤外線は電磁波の一種、つまり特定の周波数をもった電磁波なのですが、この周波数は体を温めて血管を広げたり、筋肉のコリや緊張を緩和したりします。他の周波数とは違う働きをするので、一概に電磁波は危険といえない難しさがあります。さらに複雑なのは、周波数、つまり名前が違うと性質までもが異なるのです。ある周波数(低周波・電場)では電気はものの表面を這い回り、ある周波数(磁場、マイクロ波)では突き抜けたりします。伝言ゲームのようにリレーしたり、矢のように射したりするような違いがあります。ですから、電磁波のことをより正確に伝えようとすればするほど、難解な用語が並んでしまって、理解を妨げてしまうことがあります。

 また難しくなってきたので、もう少しわかりやすいお話しをしたいと思います。スピリチュアルに興味があるということでしたので、生年月日の占いや、家相、色などについて情報を見られたことがあるかもしれません。生年月日の占いは、洋の東西を問わず、天体の並び方などの影響で体内の電気がどういうふうに変化するかという波の研究ともいえるでしょう。家相は家に流れるエネルギー、つまり波の研究といえますし、色は周波数(電磁の波)そのものです。これらが人間の心や運勢までも決定づけると教えているのです。また、「気」というものも、突き詰めていけば一種の電気ですし、「エネルギー」といういい方自体もまさになにか電気的な力を表現しているといえます。オーラもチャクラも同じような、電気の広がりや集まりを言っているに過ぎません。

 つまり、これらのことを一生懸命勉強して、よくなりたいと実践をしたとしても、近くに微弱な電気を乱してしまう【有害電磁波の発生源】があるとすれば、ずいぶん昔に確立したこれらの概念がそのまま通用しないことになります。この数十年で生活の便利さと引き替えに、有害電磁波の発生源は恐ろしいほどに増えました。私は、心も体も元気に生きるために、またツキを呼び寄せて幸せを感じながら生きていくためにも、有害と懸念される電磁波には距離をおいて、または対策をして生活することが不可欠だと考えています。

 ウェブサイトでは難しい話が多いとお感じになることも理解できます。私が今回提起したようなことを代理で検討したうえで、さまざまな製品を選び、その多くは返品・返金保証をつけていますから、難しいときには体感で選択されることをおすすめしたいと思います。

- 中川信男の一問一答 - 2010年7月発刊 Vol.35

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