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農業ルネッサンス元年

【Vol.98】宮古(島)から世界へ 3

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 「朝も昼も夜も常にアサでした」(笑)。9 月20日(日)にヘンプカープロジェクトを推し進める中山康直さんの講演会と交流会がありました。「ヘンプカープロジェクトとはヘンプ油で車を走らせながら、全国各地の麻にゆかりのある土地やを訪ね、交流し、石油などの地下資源浪費型文明の克服にむけてお互いの知恵を出し合い、地域還元型社会の創造に向けて環境・経済・文化全てにわたり、ヘンプがいに有用・重用であるかを理解し合う事を続けていく事です。2002年に始めた時は何もかも手さぐり状態でした。廃食油で車を走らす試みが各地であり、私たちもその車を借りて、同じようにヘンプの廃油を使いました。2011年東北震災・原発事故をきっかけにプロジェクトを再開しました。2011年7月7日~8月8日北海道。同年10月22日~11月6日東海。2012年8月8日~8月21日富士山麓→四国→淡路。2013年6月29日~7月8日三重→奈良→大。同年8月8日~9月8日東北・北陸。2014年近畿→山陰→山陽。2015年山陽→北陸。麻の実の国内生産量は少なく外国から麻の実を輸入し、自分たちで直接搾油し、沈殿物はヘンプバターとして販売しました。各地の交流会場では搾油体験やヘンプバターの試食も行いました。特に子ども達に大受けでした。ヘンプカー(キャンピングカーを利用している)の内部も工夫を重ね、毎年進歩してきています。特殊なバッテリーも利用し、停車中でも様々な電気器具が使えます。アメリカ、イギリス、ドイツでは車の内装品だけでなく、車体やガラスにもヘンプ製品の利用が拡がっています。原料となるヘンプ生産も拡大し、重要な産業に発展しつつあります」。中山さんの話はヘンプカープロジェクトだけでなく、ヘンプ(麻)の歴史・種類・ヘンプの無限の可能性と切り開く未来と続きました。ヘンプは宇宙=神からの贈り物である事をくり返し強調しました。
 (中山康直。1964年静岡生まれ。1998年伊豆大島に移住。大麻取扱者免許を取得。縄文エネルギー研究所代表。大麻草検証委員会幹事。) 私たちは宮古(島)の未来とヘンプの可能性について8年前から研究を続けてきています。私はヘンプの大きな可能性に気づきました。地元の新聞に「ヘンプ=産業用大麻(オオアサ)は宮古を救う!」を載せました。
 「昔から宮古(島)の人たちは台風・干ばつ・悪政(人頭税)に苦しみ、常に飢餓の恐怖に直面していた。16世紀末にイモが伝来し、明治期に人頭税廃止後にサトウキビの本格的生産が定着した。イモとキビは他の雑穀類や豆類と共に宮古(島)の人たちのいのちとくらしを支えてきた。しかし、現在、食と農をとりまく環境は大きく変わった。雑穀類、豆類、麦もなくなった。野菜の大規模栽培が盛んになってきたがそれは宮古(島)の人たちが食べるためではなく東京・大阪市場に出荷するためであり、宮古(島)を自分たちの手で大都市の植民地に変えてしまいましたった。しかもその清算のしかたは環境破壊型である。土も空気も水も緑も鳥も虫も微生物も人間の健康も破壊し、破滅への道を選んでいる。宮古(島)の再生は今のあり方を根本的本質的に変える事から始まる。破壊型から蘇生型に変える事だ。生産・加工・流通・販売全分野において生産農家を主役とするあり方をつくる必要がある。無限の可能性を持ったヘンプが宮古(島)には必要である。」 これが新聞に載せた内容の大筋です。今でもこの考え方、方向性は変わりません。ヘンプカープロジェクトの話を聞くと宮古(島)が直面している問題は全国的に拡大し深刻化していると思います。自然エネルギーに目が向けられ、宮古(島)でも国策として風力発電・太陽光発電・サトウキビの利用が進められていますが、あまり良い結果を出していません。台風の問題もありますが、何よりも高度な技術と莫大な資金が必要であり、宮古(島)の人たちには出来ません。ヘンプは出来ます。自然エネルギーとしてヘンプに勝る素材はありません。麻の実は体にいい栄養素をバランス良く含んでいると言われます。ミネラル豊富な宮古(島)の土壌で育ったヘンプの実は世界でも有数の良質な食材になるでしょう。

【らくなちゅらる通信97号の訂正】

■ 2段目1行目
(誤)先日ネパールに……
(正)伊加賀さんは語っています。
   「先日ネパールに……
■ 2段目6行目
(誤)原酒 (正)原種

川平 俊男
1950年米軍統治下の宮古島で生まれる。家業は農業。自然豊かな前近代的農業、農村で育つ。69年島根大学へ留学。趣味は器械体操といたずらを考えること。70年代から親の家計を助けるため那覇で働く。「オキナワーヤマトユイの会」に参加し援農活動の受け入れ。「琉球弧の住民運動」事務局に参加し奄美琉球各地域島々の地域づくり島興し運動を支援。沖縄農漁村文化協会を結成し農漁業、農漁村の未来像の研究を続ける。宮古島に戻り農業をしながら自然塾を主宰し、農的学習法を編み出し、地域教育に取り組む。一方で農作物の研究および生産を始める。多くの生産者が作っても売れない事情を知り販路拡大の応援。95年ごろ「宮古の農業を考える会」を結成し有機農法の普及拡大と循環型社会づくり運動を始める。有機農法の限界に気付き、無農薬無肥料栽培に進む。10年前から親の介護を続ける。

プレマ株式会社の『宮古島プロジェクト
宮古島の自然農法を推進し、島の健全な地下水と珊瑚礁を守り、お客様に安心と安全を届けます。

- 農業ルネッサンス元年 - 2015年11月発刊 Vol.98

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