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鍼療室からの伝言

鍼灸師の西下先生による陰陽や自然食。二十四節気など古来の智恵のお話

圭鍼灸院 院長 鍼灸師
マクロビオティック・カウンセラー

西下 圭一 (にしした けいいち)

新生児から高齢者まで、整形外科から内科まで。
年齢や症状を問わないオールラウンドな治療スタイルは「駆け込み寺」と
称され医療関係者やセラピストも多数来院。
自身も生涯現役を目指すアスリートで動作解析・運動指導に定評があり
プロ選手やトップアスリートに支持されている。

【Vol.95】第8回「正しいお盆の過ごしかた」

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健康的な生活の秘訣、それは季節感を大切に自然の中で生かされていることを感じながら、日々の生活をきちんと送ることです。

水分は上手に摂る

 真夏の暑さも後半にかかってきて、夏バテ気味で食欲が落ちる人も出てくる季節ですね。 夏バテの原因としては、まず水分の摂り過ぎによって胃腸に負担がかかることでの食欲低下があります。また、最近ではエアコンによって室内と屋外の気温と湿度が違うことで、その変化に身体がついていかず、自律神経が乱れてしまうこともあるようです。 水分摂取について考えてみると、まず大切なのはガブ飲みをしないこと。とはいえ、暑い盛りに体を動かしたときなどはなかなか我慢できるものではありません。日頃から直接ボトルに口をつけてガブ飲みせずにコップに注いで飲む習慣をつけておくことで、一呼吸おいてからいただくことが身体に染み付いてきます。それでも我慢できないというときには、小さな氷をひとつ口に含むことをおすすめします。冷たいものに触れるので清涼感がありつつも、融かしながら飲むことになり水分を摂取する量がコントロールできます。上手な水分摂取を心がけましょう。

大切にしたい「お盆」のココロ

 夏になると、日本全国の至るところで盆踊りが行われます。現在では七月に行う地域と八月に行う地域とがあります。夏の間じゅう、どこかしこで太鼓や笛の音、歌声が聞こえてくるようです。 「盆踊り」は、鎌倉時代に一遍上人が始めた念仏踊りに、日本古来の先祖供養が結びついたことから、やがて笛や太鼓でにぎやかになり、江戸時代には娯楽性の強い行事へと発展していったとされています。地域性や家庭ごと、宗派の違いはあれ、もともとは年に一度のお盆の時期に先祖の霊が戻ってきたのを供養するために踊ることを意味します。 私たちの生命は先祖から親から受け継いできたものなので、先祖に感謝するということは私たちの体の細胞、遺伝子が喜ぶ行為なのです。先祖供養というと宗教的な意味で敬遠されてしまうこともあるのですが、実は自分の健康のためでもあるということを認識しておくといいでしょう。 お盆と年末年始には帰郷して家族・親戚と過ごすことを「盆暮れ正月」というように、家族のつながりについて世代を超えて身近に感じるときでもあります。日頃は疎遠になりがちな祖父母や親戚の年長者とも触れ合い、正しく生きることの本質を知る機会でもあります。子育て中であれば、「躾」の大切さに気づかされることもあるでしょう。 正しいという字は「一」に「止まる」と書きます。何をしているときも「一(この線)あたりで止めておこう」と自分で考えられるようになっていくことが正しく生きていくこととなります。家族・親戚で集まっていて子どもが厳しくお叱りを受けたようなときに、「止めるべき『一(この線)』を教えていただいた」と受け取ることができれば、それが積み重なって「躾」となっていくのです。

甘い罠にはご用心

 昨今、熱中症対策にと様々な商品が並ぶようになりました。なかには、口当たりを良くするために味付けされているものも少なくありません。それらのなかには大量に砂糖が含まれているものがあり、注意が必要です。熱中症対策に必要なのは適度な水分と塩分であって、糖分は必要ありません。一口飲んでみた後にもっと欲しくなるとしたら、それは甘い罠かも知れないのです。 清涼飲料水やアイスクリームなどは甘いものと認識していてほどほどに摂るようにしておきたいものです。甘いものの摂り過ぎは、甘やかすことにつながります。ときにはいいけれど度を知らずに摂り続けると、「一(この線)」を超えてしまい体調不良となって出てくるのです。 良いとか悪いでなく、こうしたことも経験を通した学びとなれば必要なことなのかも知れません。

 私たちがこの世に生を受けて、いまこうして生かされていることは、生物学的には宝くじに百万回以上も続けて当たるほどの確率といいます。 お盆の季節、先祖に感謝するとともに、自分なりに正しく生きていくことの意味を見つめ直したいですね。

執筆 圭鍼灸院 院長 西下 圭一
病院勤務を経て、プロ・スポーツ選手からガンや難病まで幅広い患者層に、自然治癒力を引き出していく治療を特徴とする。
鍼灸師、マクロビオティック・カウンセラー、リーディング・ファシリテーター。

- 鍼療室からの伝言 - 2015年8月発刊 Vol.95

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