中川信男の多事争論

「多事争論」とは……福沢諭吉の言葉。
多数に飲み込まれない少数意見の存在が、自由に生きるための唯一の道であることを示す

食べ物の障壁を越える

私たちが自社で食品を製造するようになって、5ヶ月が経過しました。10年以上夢見ていたことが、一度の決心で叶ってしまえば月日が過ぎるのはとても早く、連日多くのお客様が私たちのジェラートを目的に、ご来店いただくようになりました。ジェラテリアにお 記事を読む

「商品」を超越する

自然食品の流通を手がけるようになってから、前職も含めると、もう20年ほどになります。創業の当初から、あまり「商品」という言葉が好きではなく、会社で使うことは滅多にありませんでした。その後、人が増えてくると、スタッフの目線に立つと、就職した会 記事を読む

予測不能

約20年前のこと。長女がインドで生まれました。偶然にもお世話になった、助産師と鍼灸師の女性お二人から、当時真顔で言われたことがあります。「信男君、とんでもないことってあるのよ。たとえば100万円あったら、どうしても叶えたかった夢が叶うとする 記事を読む

私が話し続ける理由

行列でないときにジェラテリアにお越しになった方はご存じのとおり、私がジェラテリアにいたらとにかくよく話します。「やたら話しかけられる」という悪評も承知していますが、やめるつもりはありません。どこまでお話しするべきか、というのは確かに常に考え 記事を読む

まさか!

私は、もう46年間地球上に生きていますが、全く知らなかったことがあります。自分が考え、悩み、そして創りだしたものを目の前のお客様に食べていただき、笑っていただくことが、これほど素晴らしいことだったとは! 考えてみれば、自らスタートしたビジ 記事を読む

すでに、足りている

今回は、極めて個人的な告白からスタートすることになりますが、どうぞおつきあいください。 実は、本稿を書いている直前に、私は覚悟していた手術からいったん解放されました。もともと病弱な私は、一年半ほど前から著しく体調を崩していました。ストレス過 記事を読む

もう原発はいらない

二〇一一年三月、「福島の原子力発電所が大変なことになっている」という知らせを受け、昔から、核兵器や原子力発電所の諸問題について調べ続けていた私は、最悪の連想をしていました。電源喪失、冷却不能とくれば、メルトダウンで一切の制御が不能となるのは 記事を読む

ゼロから学びなおす

二月は節分の月。節分とは季節を分けることを意味しますから、二十四節気の立春、立夏、立秋、立冬の前日は、すべて節分といえます。しかし、旧暦では立春の前日を一年の始まりと考えたため、節分とはもっぱら立春の前日を指す言葉になりました。節分は大晦日 記事を読む

頌春

新年あけましておめでとうございます 本年もより一層のお引き立てのほど よろしくお願い申し上げます おそらく、読者の皆さまは年末の大掃除でスッキリした新年を迎えられていることかと思います。日本人は年代わりをきっかけに、一年の汚れと穢れを祓い、 記事を読む

過去に縛られない

 弊社は一九九九年に創業し、今年は17年目を走っている最中です。仕事の実態からは少し乖離した「びんちょうたんコム」という名前は、創業後、最初にオープンしたウェブサイト「愛と叡智の紀州備長炭研究会」に由来しています。今年成人した長女のアトピー 記事を読む