自然なお産を求めて

【Vol.30】最終回・赤ちゃんのためのお産

 お産の主役は産科医でも助産師でもありません。主役は産婦と赤ちゃん、とくに赤ちゃんです。お産はなによりも赤ちゃんのためのイベントです。しかも、じっさいに赤ちゃんこそお産の主導権者なのです。  妊娠期間中、赤ちゃんはさまざまな肉体的、精神的 記事を読む

【Vol.29】プライベート出産

 現在、ほとんどの産婦が病院で出産します。ごく少数が助産院で、さらに少数が自宅で、助産師の介助によって出産します。じつはこれらのほかに、もうひとつ、特殊なかたちの出産があります。それは、助産師の介助も受けない自宅出産です。  他人をまじえ 記事を読む

【Vol.28】新生児は泣くか

 医療者は、生後一分(およびそれ以降)の新生児の状態を五項目について採点し、「アプガースコア」として記録します。そのうち「呼吸努力」と「反射興奮性」については、泣き声を採点の重要な目安としています。泣くことが状態のよさを示すとみるのです。た 記事を読む

【Vol.27】(第9回)主体性をとりもどそう

 この民主主義(?)社会にあって、いまだに権威というものが幅をきかせている領域があります。学問(科学)の領域です。  学問と権威を切りはなすことはできません。というのも、学問は客観的に評価することができないからです。  科学は「実証」を 記事を読む

【Vol.26】(第8回)自然出産とはなにか

 「自然出産」にも、ピンからキリまであります。  産科医にしてみれば、下から生ませられれば立派な「自然出産」でしょう。助産所では、所内で生ませられれば自然な出産ができたことになるでしょう。もっと原初的な出産をのぞむひとにとっては、たとえば 記事を読む

【Vol.25】(第7回)選択の基準

 一般に、出産を〈場〉によって分けるとすれば、つぎの三とおりのタイプの出産が想定されます。  1. 病院での出産  2.助産院での出産  3.助産師の立ち会う自宅出産  この順序は、専門的なスタッフや設備の充実度の順を示しています。他方 記事を読む

【Vol.24】(第6回)苦渋の選択

 現代社会は学問(科学)を宗教的な基盤としてなりたっています。医学による人間管理はその主要な部門をなします。わたしたちは通常、医学的な医療によって管理されながら生まれ、定期的な検診を通じて監視されながら一生をすごし、医学的な医療によって管理 記事を読む

【Vol.23】(第5回)病院で産むということ

現代社会は学問(科学)を基礎としてなりたっています。好むと好まざるとにかかわらず、わたしたちは学問によって人生を拘束されています。 ところが、その学問というものが、じつはとんでもないシロモノなのです。学問には確実なものがなにもありません。 記事を読む

【Vol.22】(第4回)レバーと牛乳

おおくの女性が妊娠中の生活のありかたについて、しっかりとした指針を得たいと望んでいます。 書店に並んでいる一般向けの妊娠・出産関係の本や雑誌をめくれば、そこに専門家によるきちんとした指導をみることができます。指導の内容は、どの本や雑誌をみ 記事を読む

【Vol.21】(第3回)胎児とのきずな

宇宙のすべては霊的な生命体です。すべてが目覚めて拍動しています。地球のような惑星も、河原のちいさな石ころも、そのひとつひとつが意識をもって息づき、学びつつあります。 胎児にも意識はあるのでしょうか。もちろん、あります。 そもそも、精子にも 記事を読む