鍼療室からの伝言

鍼灸師の西下先生による陰陽や自然食、二十四節気など、古来の智恵のお話

自分で決めるということ

客観的に見る 気候が涼しくなってくると、夕暮れ時に「よう打たんのんかい!」「どこ見とんのじゃ!」といった声が聞こえてくるようになります。赤ちょうちんの居酒屋やラーメン屋の前を通りかかったときに、特に多いです。プロ野球のテレビ中継で阪神タイ 記事を読む

強さの秘訣

当たり前のこと 学生スポーツ選手と関わるときに尋ねることがあります。上手くなりたいのか、強くなりたいのか。 上手くなりたければ練習するしかない。人が休んでいる間も、自分はやり続ける。そうして自分の頭で思い描いた通りに、体が動くところ 記事を読む

切り替えるチカラ

「いま」とは、息する間 学生スポーツを観ていて思うのは、強いチームというのは切り替えるのが実に上手だということ。ミスをしても「ドンマイ!」と声をかけあって、呼吸を整えています。ドンマイとは、英語の「Don’t mind(気にするな)」がな 記事を読む

脇芽を摘む覚悟

不思議な発芽 「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」。外的要因などによりたまたま勝つこともあるけれど、負けたときは必ず負ける理由があるはずだ。こんな意味でしょうか。江戸時代の剣術の達人、松浦静山の言葉として残されています。プロ 記事を読む

元気な人の心の持ち方

不安を認める 自分らしく生きていきたいと思うのは、誰もが願うことでしょう。とはいえ、みんながやりたいことをやって生きていられるわけではありません。その心配の種となるのは「そうはいっても、食べていかなきゃ」という不安ですね。考えてみれば、食 記事を読む

自由こそ、豊かさ

おかげさまのチカラ 治療院なので、いらっしゃるのは痛みや何らかの症状を訴える患者さん。治療させていただいた後には「どうですか?」と確認のために尋ねます。「おかげさまで、ずいぶん楽になっています」と答える人、「まだ、こことここに痛みがあります 記事を読む

「ある」ものの循環

想像と創造 東洋医学の世界観を話していると「氣」という見えないエネルギーの話題が出てきます。この「氣」について、「目には見えない話はするな」とか「実態のわからないものは使えない」など、予想もしない反応に遇うことがあり驚くのです。 たいていは 記事を読む

新しくなる関係性

先義後利 時代の移り変わりとともに、情報の変化も速くなってきています。そのなかで、変わっていくことと変わらないこととを判断していくことが、ますます重要になってきたように思います。個人のレベルでいうならば、変わるのは「行動」、変わらないのは「 記事を読む

前向きに諦める

自分は自分 いまを生きること。当たり前のようですが、これがなかなか難しいものです。季節柄、冷えについての相談が増えてきます。日々の生活状況、特に食生活について尋ねると、甘いものが好きな人が多い。治療者に頼る前に自分でできることとして、甘いも 記事を読む

理不尽という道理

 理不尽なこと、不条理なことはあります。なんでも科学的になってきた最近の風潮では、なんのためにするのかという目的、必ずそれで成果が出るのかという保証など、あまりにも合理性が求められすぎているように感じます。それでも望むような結果の出ないとき 記事を読む