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インタビュー取材しました。

【Vol.95】何が違うの? 「スーパーフード」の正体

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ここ2〜3年、耳にする機会の増えた「スーパーフード」。なんだかすごいのは分かるけど、本当にすごいの? 具体的にどんな食品があって、どうすごいの? その正体を探りました。

スーパーフードの歴史、種類、効果など、まずは知っておきたい基本情報をまとめました。
スーパーフードって、流行のようでいて、実は昔から親しまれているものなんです。

スーパーフードの歴史

 「スーパーフード」という言葉は、1980年代のアメリカやカナダで、食事療法を研究する医師や専門家の間で使われはじめました。2000年頃には、アメリカでロー・リビングフードがブームとなり、その実践者の間でスーパーフードが人気を得ます。スーパーフードが一般に広まったのは、アメリカの医師Steven Pratt(スティーブン・プラット)の著書『SuperFoods Rx : FourteenFoods That Will Change Y our Life 』(スーパーフード処方箋〜あなたの人生を変える14の食品)(2 0 0 4 年)によるところが大きいといわれます。またもう一冊、アメリカでスーパーフードのバイブルとなっているのが、ロー・リビングフードのカリスマ、DavieWolfe(デイヴィッド・ウォルフ)の著書『Superfoods』(スーパーフード)(2009年)です。 日本においては、2009年頃から、カフェやジュースバーなどで徐々にスーパーフードが使われるようになり、2013年頃に本格的なブームが到来したといわれます。2014年には「一般社団法人日本スーパーフード協会」が設立され、ブームを後押ししています。

スーパーフードの種類

 スーパーフードとは何なのか、実は、明確な定義はなく、提唱者によって多少の違いがあります。 たとえば前述の書籍『SuperFoodsRx : Fourteen Foods That Will ChangeYour Life』においては、スーパーフードは、健康によい栄養分を豊富に含みながら多くは低カロリーである食品、と定義されています。マクロビオティックの一物全体(ホールフーズ)や、中国の薬膳や漢方に通ずる考え方も紹介されているようです。書籍『Superfoods』においては、特定の有用な成分の含有量が突出して高い食品をスーパーフードとして分類し、その中には、いわゆる健康食品的なものも含まれているようです。そして「スーパーフード・トップ10」として、「クコの実(ゴジベリー)、カカオ、マカ、蜂蜜関連食品(ハチミツ、ピーポレン、プロポリス、ロイヤルゼリー)、スピルリナ、AFAブルーグリーンアルジー、マリンフィトプランクトン、アロエベラ、ヘンプシード、ココナッツ製品が紹介されています。 日本スーパーフード協会においては、スーパーフードを「一般の食品よりビタミン、ミネラル、クロロフィル、アミノ酸といった必須栄養素や健康成分を多く含む、おもに植物由来の食品」としています。有用な成分を豊富に含むだけでなく、自然生まれの食品であり、精製や加工が極力されていないという点も重要であり、こういった点がサプリメントとの違いといえます。「スーパーフード」という言葉自体は新しいのですが、そこに挙げられる食品というのは、実は昔から、その食材の採れる現地では健康維持に欠かせない食品であることがほとんどです。 ちなみに、スーパーフードというと海外の食品のイメージが強いですが、日本の伝統食品にもスーパーフードと呼ぶに価するものが多くあります。たとえば、味噌や醤油、納豆などの発酵食品、海苔や梅干し、抹茶など。実際、海外においても注目されはじめているようです。

スーパーフードの効果

 スーパーフードは、食品と薬の中間にあたるような存在で、その両方の要素を兼ね備えています。 豊富な栄養が凝縮されているため、即時的な体感があります。サプリメントと違い、それが天然の状態でもたらされ、現在分かっている栄養素以外の効果も期待されている面もあります。全体的に、生命力や身体の活力を高める方向に働きます。 またスーパーフードは、長期的に摂取することで、体内のバランスを修正し、自然に健康な状態へと導いてくれます。何かを我慢する必要はなく、毎日の食品に加えるだけで、次第に無駄なものを欲しなくなり、食生活が改善されていきます。結果、無理をせずに適正な体重を維持できるなどの効果もあります。特に、ファストフードに代表されるような「カロリーはあるけれど必要な栄養価はない食品」を日常的に摂っている人の場合、ずっと何かを食べていて常時血糖値が高いのに栄養がほとんど摂れていない、という状態に陥っていることがあります。こういった状態の人でも、食生活の改善が可能なのです。 どのような人でも、食生活を改善するときに気をつけるべきことは、自分の身体が対応できる以上の早さで結果を望まないことです。現在の状態を正確に把握し、自身が対応可能なペースで進むことが大切です。その点でも、スーパーフードは、さまざまな種類のものから、自身に合った、好きなものを取り入れることができ、優れています。 体の状態が改善されると、心や精神といった面にも影響します。スーパーフードを取り入れることで、最終的には、価値観が変わり、生きやすくなるということもあるのです。

<参考>
◆一般社団法人日本スーパーフード協会 ウェブサイト
◆『スーパーフード 地球が生み落とした ナチュラルな未来の食品』 (著:デイヴィッド・ウォルフ/監訳: 高城剛/発行:医道の日本社)

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