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基本のき

今さら聞きにくい「よく聞く言葉」を詳しく解説します

食を学ぶためにはなにから?

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最近、肌荒れや、体調を崩すことが増えています。生活習慣を改善しようと思い、食も見直したいのですが、食について学ぶにはなにから始めれば良いのでしょうか?(ネット情報を見て不安になりがちな40代会社員)

 

A.マクロビオティックの考え方に触れてみよう

答える人  プレマ株式会社 お客様コンサルティングセクション 岸江 治次

食をなんのために学ぶかによって、必要な学び方は異なります。たとえば、食の専門家として本を書きたい場合は、ありとあらゆる関連情報を調べ、勉強する必要があるでしょう。しかし、一般的に食を学ぼうとする方には、体調になにか悩みがあって、それを日常的な食事でなんとかしたいという方が多いのではないでしょうか。

そういった方のハードルになるのが、インターネット上に膨大な情報があふれ、書籍も日々大量に出版されている現代においては、自分に必要な情報を的確に知ること自体が難しいということです。また、食に関しては、なにか良い情報を得たとしても、ほかの人にとって良いものが自分にとっても良いとは限りません。これは食に限りませんが、なにかを学ぶときの大前提として、自分自身の判断力を高める必要があるのです。

判断力を高めるのに一番おすすめなのが、マクロビオティックです。「マクロビオティック」というのは今風の言い方で、その元にあるのが「食養」。なにを食べれば病気になりにくいかという昔から代々伝わる教えです。それを体系化したのが今のマクロビオティックです。歴史の積み上げがあるものをきちんと学ぶということは、的確な情報を判断するためのひとつの方法だと思います。

人間の食に対する判断力には、段階があります。まず、生まれたときは単純にお腹が減ったら食べるという機械的判断力しかありません。それが成長に伴い嗜好が生まれ、感覚的判断力をもちます。さらに成長すると、みんなで食べると楽しいといった、人間ならではの感情的判断力をもちます。そこから、ビタミンを摂ったほうが良いなど、知性的判断力がつきます。その上に、社会的なルールに従う社会的判断力があり、さらに、ヴィーガンのような規律的に食を決める思想的判断力がきます。そして最上位が最高判断力。これは、なににも捉われず、食べ物をお腹の底から喜んで食べることができる状態です。マクロビオティックは、この状態を目指します。

今、世の中の流れが、マクロビオティックが提唱する方向に進んでいます。最新の栄養学では、プラントベース、いわゆる植物性主体で、複合炭水化物が推奨されています。複合炭水化物は、米なら玄米のような、精製されていない穀物です。過去には、「今だけ、カネだけ、自分だけ」の考え方で食が捉えられたこともありましたが、今、それは否定されつつあります。「今だけ」の考え方は環境問題を引き起こし、人類が立ち行かなくなることがわかってきました。「カネだけ」の考え方では、食品添加物や農薬など、本来人間の健康に必要のないものが、金もうけのために使われてきました。また、食肉業界の働きかけでタンパク質=動物性タンパク質重視の考え方が広まったこともありましたが、最新の栄養学では否定されつつあります。「自分だけ」の考え方は、生命の進化の観点から否定できます。植物があるから動物があって、動物があるから人間がある。誰しも一人で生きているわけではなく、長い進化のつながりのなかで今の自分があるのです。地球に生命が誕生した約37憶年前から、食べ物の進化に伴い生命も進化してきました。食べ物を取り入れるということは環境を取り入れることなのです。

マクロビオティックを学ぶ入口として、本誌や弊社Webサイトを見ていただくだけでも、基礎的なことはほぼ学べるはずです。人間の体は食べたものでできています。まずはマクロビオティックの考え方を少しずつでも日々の食事で「実践」することで、判断力が上がっていきます。さらに学びたい方は、全国各地にあるマクロビオティックの料理教室に通うのも良いでしょう。

- 基本のき - 2020年3月発刊 vol.150 -

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