4月から晴れて偶然 ?! 大学生の息子は、自動車免許取得のため、教習所に通っています。ぐうたらでのんびり屋の彼にとって、自宅では弟(1歳2ケ月)の子守りが待っていて、食事後にはやれ食器を洗っておけだの、ストーブに灯油をいれておけだの、お次は風呂洗いだとの命令(もちろん私からです)に辟易としている様子です。大学が自宅から数分であるので独り暮らしの理由にならず、同居し続けるからには平等に家事が廻ってくるのが当然であり、さらには子煩悩な主人の手前、息子は拒否しづらい状況。
息子『なーなーお母さん、じゃんけんしようぜ』
『負けたら灯油入れて来るの』
私『いいよ。ハイ、じゃんけんほいっ!!!
あいこでほい!あいこでほい! あいこでほいっ!! ほいっ! ほいっ!』
私達親子の「じゃんけん」は規定があり、絶対に永遠にあいこなんです。。 それは息子が小学生の頃にさかのぼります。在る日学校から帰った息子、『俺。じゃんけんでは絶対にチョキしか出さへんねん。決めてんねん』私『なんで??』息子『だって、ほら。負けてもピース!!』 チョキ=ピースサイン 『いつだって俺は負けるんやけどな、平和やねん』(本来のピースサインの意味は平和ではなくVictory 勝利かもしれませんね)
小学生の息子のこの話に感激した私は、以来10 年、チョキしか出さないと決めたのでした。(大人だし じゃんけんの機会も減りましたけど) しかし可愛かった小学生の彼はもう居ません。18 歳になり、事もあろうかこの度、親子じゃんけん規定は簡単に破られてしまったのでした。彼の手は握りこぶしのグゥ。。。言葉を失う私を気遣って登場したのは 1歳児を抱く主人です。黙って灯油を入れに行ってくれました。
『負けてもピース』息子の戯れy言ではありましたが、 恨みや怒りの感情次元に占拠される事なく『和の心』を拡げて生きたいと思えました。笑
このじゃんけん事件のあとはいつものおやつタイム。
本日は焼きたてのグラノーラバーとチャイをスタンバイ♪
息子は弟の頭上に何やら長く紐を垂らして遊んでいま
す。紐を掴もうときゃいきゃい喜ぶ1歳児。
息子『さぁ~~~っ、この糸につかまるがよい』
私『何やってんのん?』
息子『蜘蛛の糸ごっこ』
私『。。。。。』
大学進学を決めるタイミングで弟が産まれ、近くにい
ようと地方大学を選ばなかったのを私は知っている。彼
はそういうピースな奴なのだ。
いや。。それは私の希
望的観測であり妄想であり、現実は違うのです!!
続く
ベジタリアン料理家
erico
ベジタリアン料理家『erico のベジタリアンお料理教室』主宰 マクロビオティック望診法指導士プロフェッショナル(山村慎一郎 名古屋山村塾)マクロビオティックをベースとした美容食事法や、現代生活に即、取り入れられる「食べかた」を華やかなレシピと共にご提案されています。その他、マクロビオティック望診法や、『食育』に関する講座やワークショップも企画。長年のカフェマネージメントと、アトピーの息子と暮らす経験を生かし、「続けられるマクロビオティック」を伝えておられます。料理教室はインパクトのあるカラフルなルックスと輪郭のはっきりした味付けが大好評で毎回満員御礼! お料理教室の詳細などはブログ「ベジタリアン料理家erico」へ。 |
胡麻蕎麦蜂蜜グラノーラバー
なぜこんなに漢字だらけのネーミング?! 笑 「グラノーラ」といえば
アメリカの象徴。象形文字ののささやかな抵抗です。私は小学校の頃に
新発売だったハウスさんのグラノーラバーが大好きでした。(当時 西城
秀樹のCM ソングだったににも関わらず、売れずに即売り場から消え
去っていました。ハウスさん20 年早かったね。。) 今回はプレマさんの
蕎麦米と京都 山田製油さんの胡麻を合体させ、
『和グラノーラ』を作ってみました。
材料(21cm の丸型 1個分(鉄板に広げて焼いてもOK ))
<A> ★ 混ぜ合わせておく ★
有機オートミール…… 100gプレマシャンティ
有機蕎麦粒……………… 50gプレマシャンティ
スペルト小麦粒………… 50gプレマシャンティ
(ミルサー又は製粉機で粉末にしたもの)
*全粒小麦粉や薄力粉でもOK です!
煎り胡麻…………1袋( 70g)山田製油 黒煎り胡麻
ココナツファイン……… 20gアリサン
お好みのナッツ類……適量アリサン
(今回パンプキンシード&ペカンナッツ)
シナモンパウダー小さじ2アリサン
甜菜糖(粉末タイプ)大さじ2~4ムソーの粉末タイプ使用( お好みで調整)
<B> ★ 混ぜ合わせておく ★分離していても構いません
太白胡麻油………大さじ1山田製油クッキングセサミオイル
蜂蜜………………大さじ3プレマシャンティ
水…………………大さじ3
* クランベリー等、お好みのドライフルーツ類があれば追加してオリジナルバーを作ってくださいね。
* 小麦粉(スペルト小麦粉)無添加で作ればフライパンでパラパラのグラノーラも作れます。
その場合、フライパンの底にできるだけ薄く広範囲に拡げ、中火にかける。
こんがり色づいてきたら弱火にし、フライ返し等で裏面も焼き、さらに返しながらまんべんなく煎るように仕上げる。
作り方
1)よく混ぜ合わせた<A>に<B>を混ぜ、手を使って揉み込む。
2)オーブンシートを敷いた型に入れラップをかけ、
手で圧力をかけてしっかり詰め込む。(厚みは1㎝位)
3)予熱無しのオーブン(180℃に設定)に入れ、約30~40 分焼く。
色よく焼けたら出来上がり。熱いうちにお好みの大きさにカットする。
オーブンは機種により個性が様々です。規定時間に囚われず、こんがり美味しそうな色になるまでしっかり焼いて下さいね。