妊婦さんのおなか周りのお守り

積極的におなかを温めたい季節がやってきました！　守られ感があって布に巻かれたおなかが温かく、特に重宝するのが、腹帯です。安産祈願の戌の日にお参りに行くともらったりする、さらしタイプがおすすめ。

そもそも腹帯自体、「してもしなくてもいい」といわれるものなので、腹巻はつけるけれど、腹帯はつけたことがない、という人もいらっしゃると思います。あるいはベルトタイプのもので調整される人も多いかと。

わたしも最初は試しに買ってみた市販のベルトで済ませていたのですが、いつもさらしを巻いていた友人から勧められ、助産師さんから巻き方を教わり試してみたところ、安定感の素晴らしさにすっかりさらしで腹帯派に。通気性がいいからか、わたしは妙な熱のこもりは感じなかったので、季節を問わず、巻いていましたね。

妊娠中は適度な運動を取り入れる人が多いはずですが、おなかが大きくなってくると、動くことそのものがちょっと心もとなくなりますよね？　おなかの不安定さを感じるくらい大きくなってきたら、腹帯にサポートしてもらうほうがいいと思います。腰や筋肉への負担も減り、動きやすいです。秋になって過ごしやすくなると、安定期なら、旅行などにも出かけたいはず。巻いておいたほうが、おなかも張らないし、嫌な疲れも残らないと思います。

「腹帯をしないとおなかが大きくなり過ぎますか？」と心配する声もあるそうです。おなかの大きさは人それぞれだから、そもそも気にしなくていいと思うんですけど、腹帯は、おなかが大きくならないようぎゅうぎゅう縛るようなものじゃないので、おなかのサイズを抑えるものではないですね。ただ、おなかが極端に大きい人のなかには、腹直筋離開が進んでいた人も実際いました。腹筋でおなかをサポートできる度合いが低くなっていたから、妙に大きく見えた、というケース。その人は、横から見ると、ほかの人よりちょっと垂れ下がっているようなおなかの形になっていました。つまり、素人にも目視でわかるし、専門家だと触ってもわかるので、気になる人は、助産院の助産師さんなどに相談したらいいと思います。適切な専門家を紹介してもらえるし、産後の運動なども教えてもらえます。

産後、さらしの腹帯は、わたしは切ってフキンにしましたが、草木染めで色をつけ、新生児期のラップスリングにしている人もいました。最後まで使い尽くせるの、いい感じですよね。

皮膚のお守り

空気が乾燥するこれからの季節には、皮膚も乾燥するので、腹帯の下の皮膚の妊娠線予防や妊娠中のスキンケアに、なにをつけていいのか迷うかもしれません。マタニティ専用の商品を探すより、産後、赤ちゃんにもつけられるものを妊娠中から探しておくのがいいと思います。親子でつけられるものを見つけておけば、気にせずたくさんほおずりできますよね。プレマには素敵なオイルがたくさんあります。

定番のホホバオイルは、妊娠中にも使える精油と合わせたらリラックスできるマッサージオイルに。「ホホバオイルはつけた気がしない」という人は同じくサラッと系のプレマシャンティマルラオイルを。「乾燥が強いからもっと塗りがいのあるものを」という人はコールドプレスシアバームも◎。動物性がO‌Kなら、かえる印のとろける愛情バーユは、馬油の概念をくつがえすとろけ度合いですよ。

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