(前回からの続き)
いい事しか起こってへん
「なあなあ、『運命』として考えるのに、おもしろい考え方って、いったい何やねん」。
「あっ、そうやったなあ。ここで、考え方(心)が体にものすごい影響を与える事が大前提やってこと忘れんとってや」。
「わかってる、わかってる。そんで」。
「今まで生きてきて、いろんな事があって、その時はえらいこっちゃと思ったけど後になって、あの時あんな事があったから、今こうできてるって思う事、結構あるやろ」。
「ある、ある」。
「人間なんやから、回り道したり、挫折、失敗すんのは当たり前の事で、それがあるから成長したり、自立できたりするんや」。
「なるほど、それはそやなあ!」
「でも、たいていは悪いことやと思ってしまうんや。それを『いい事しか起こってへん』もっと言うたら『そうなる事は決まってたんや』と考えるんが、おもしろい考え方(人生の秘訣)や」。
「ふ~ん。いまいち、よう分かれへん」。
「回り道、挫折、失敗は『運命』やから変えられるし、成功や自立の種や。そういうふうに考えたら覚悟(悟りを覚える)しやすい。人間、覚悟できたら強いもんやで。この考え方を活用せ~へん手はないと思うけどなあ」。
「あっ、そうか。これが考え方を変えるって事やな。お金もかかれへんし、心身のストレスも取れるから心身の免疫力も上がってお得、お徳」。
「そうやで、究極の『損得勘定』や」。
魔法の呪文「これが自分か?」
「自立のための『魔法の呪文』教えたろか?」
「えっ、そんなもんあんの。教えて教えて」。
「よあっしゃ、教えたろ。これはええで、役に立つで。『これが自分か?』や」。
「なんじゃ、それは。おちょくってんのか?」
「ちゃう、ちゃう、ええか。人間、生まれてきて意識を持ったら、死ぬまで何をするにも『決断』の連続や」。
「そりゃ、そうやな」。
「そこで、『決断』する前と後にこの呪文『これが自分か?』を使うねん。つまり、自分に『これが自分か?』って問いかけるねん」。
「それって、何か意味あんの?」「ある、ある。人間は本来(潜在意識的に)、良くありたいと思ってるから『これが自分か?』って問いかける事で、自分にとっていい『決断』をするようになるねん」。
「なんか、むずかしなってきたなあ」。
「う~ん、『これが自分か?』って自分に問いかけたら、『いや、オレはそんなヤツやない』とか『ここが私のいいところなんや』とか出てくるやろ。これが大事なんや。これの繰り返しで『自分は何者なんや』がわかってきて自立できるようになるねん」。
「なるほど、この呪文おもしろなってきたなあ」。
「個性を磨く事、自立する事は人間の大きな目的なんや。人に依存してるから、人のせいにしたり、恨んだり、嫉妬したりと強いストレスを呼んで、自分で自分の首を絞めてしまうんや。たいていの精神的な症状の原因もそこにあるらしいで」。
「そう言うたら、神経・精神的症状の患者さんが増え続けてるねんなあ」。
「そうや、第一の原因はストレスやけど、こんな考え方を『そんなアホな』と思う人と、『とりあえず、いっぺんやってみよか』と思う人とでは違いが出てくると思うけどなあ。次は、このストレスの特効薬『アルファ派』について話すわ」。
「早よ、聞きたいなあ」。
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執筆 プレマ株式会社 企業様コンサルティングチーム 山口 勝弘 |