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オディの農業日記

羽鹿 秀仁 (はじかひでひと)

サラリーマン、経営コンサルタント、青年海外協力隊の隊員として中米のニカラグア、パナマで5年間活動後、ネットワーク『地球村』というNPO団体のスタッフとしてアフガニスタン支援に3年関わり、2006年から三重県名張市赤目で農薬を使わない農業を始める。

【Vol.11】オディの農業日記 第4回

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  田植えが終わりました。
今年は入梅が例年よりも20日も早かったようですね。これも異常気象の一つなのでしょうか?梅雨が長引いて日照量が不足するとお米の出来が悪くなるので、少し心配です。

   5月17日に田植えをスタートして約3週間、6月7日にやっと5反(5,000?)の田植えが終了しました。田植え機を使うと1~2日で田植えは終わりますが、すべて手で植えたので3週間もかかってしまいました。

   なぜ、そんな不効率な事をするのか?
それは私が農業を始めた目的の一つ、できるだけたくさんの人に農業に関わってもらい、物を作る楽しさ、面白さ、大変さ、難しさを感じてもらい、その体験を通じて人は自然に生かしてもらっているんだということを再発見してもらいたいという気持ちがあるからです。

   その意味では、田植えに来てくれる人が年々増えており、毎年来てくれるリピーターの人も増えていることはとてもうれしいです。今年も50名以上の人が田植えに来てくれました。みんなで「おいしいお米になってね」と思いを込めて一本一本丁寧に苗を田んぼに植えていきました。

   今年は家族連れも多く、たくさんの子供たちも参加してくれました。初めは田んぼの泥の中に足を突っ込むのを嫌がる子供たちも、一人が入って田植えを始めると、みんな飛び込んで田植えを始めます。有機農業の田んぼなので、かえるやおたまじゃくし、水棲昆虫がいっぱいいて、子供たちは大騒ぎです。子供たちにとって自然の中で命に触れるということは素晴らしい体験なんですね。

   今年印象に残ったのは、M君という7歳の男の子。

   田植えを始める前にみんなに「お米の苗一株半でお茶碗一杯分のお米になるんだよ」と説明しました。それをM君が覚えていて、田植えの最中にお母さんが植え残した場所を指して、「お母さん、ここにも苗を植えてあげて。あとお茶碗2杯分お米ができるんだよ」とお母さんに注意してくれたと聞きました。

   こうしたことを体験してもらえれば、自然と子供たちは食べ物を大切にするし、その食べ物を恵んでくれる自然やそこに生きる生き物をいとおしむようになると思います。 

   今の社会は、物がどこでどんな風にどんな人によって作られているのか、そしてゴミになったとき、どのように廃棄されていくのか非常に見えにくい時代だと思います。だからこそもっと子供たちが自然や農業、ものづくりの現場に触れ合う機会が増えてくれれば良いなと願っています。

- オディの農業日記 - 2008年7月発刊 Vol.11

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