2016年 3月 の投稿一覧

【Vol.102】利他の心でつながる

玄関先の梅が早々に咲き、幼木ながら素晴らしい薫りを振りまいてくれました。時が経つのは今年も驚くほど早いですね。もう桃の季節。そして気がついたら46歳になってました!!( 昨日まで18歳だったのに。。笑)

朝、鏡に映るノーメイクの顔が全てを物語っており、可笑しくて歯磨きしながら吹きだしてしまいました。思わず口から飛び出した言葉は、『ここで何してんねん~』。幾度となく生まれ変わってきた私の魂が余りの不甲斐なさに漏らした一言のようでした。『がんばってまっせ~』『ほんまかいな~』 と、独り突っ込み。(大阪育ちです) 

私の師匠のマクロビオティック望診法の山村慎一郎先生は66歳。お目にかかるたび『愛』=「利他の心」や「思いやり」について教えてくださいます。単なるお説教やどこかに書いてありそうなお話は微塵もなく、ご自分の体験を、丸裸のありのままでさらけ出し、失敗談から下ネタまでもが最終的にはバッチリ『愛』に辿り着くのです。

どこか脳天気でいつも楽しそう。 お酒と甘いものそして、何より美人が大好き! 私も師のような、しなやかでエネルギッシュな66歳を目指し、この桃の季節を駆け抜けたいと思います。

最近、お料理のテクニックや感性の磨き方についてのご質問が増えてきました。「センスがないのですが練習すればできますか?」

現在京都で『Neo ベジタリアン料理指導者養成コース』を6クラス開講しています。36名の受講生たちの不安と心配も、盛り付けのテクニックや味付けのセンスは練習でレベルアップできるのか?? 認定が貰えるだろうか? といった所にあります。

受講生はプロのお料理の先生から一般主婦、YOGA講師、会社員、カフェオーナー、美容師 etc. ……目的も具体的には様々ですが、共通するのは「誰かのお役に立ちたい」という心です。

実は、初回の講座で性格や癖。向かう方向などがだいたい分かってしまいます。

調理デモを観る視線の先。調理実習の手つき。食材に向かう姿勢。私はそこから彼女らの個性と学びのバランスをみて、10ケ月必死で向き合っていきます。どうしてもクリアすべき調理技術や知識・盛り付けレベルはありますが、伝えたい事は決してマニュアルではないのです。計量スプーンに頼った味付けパターンでもありません。

繰り返す課題と調理実習で色んな条件や本質に触れる機会を提供しているに過ぎないのかも知れません。その本質とは『愛』=『利他の心』『思いやり』です。『Neo ベジタリアン料理』を通して『食』の垣根を無くし、利他の心で繋がっていきたいと思っています。

芸術家の故 岡本太郎氏はこう残してます。「感性は誰でも一瞬で湧き上がるもの、磨くもんではない。自分自身を色んな条件にぶつけることによって自分全体の中に燃え上がる」

10ケ月の受講・認定試験の後、自信をもって即『 誰かのお役にたてる』よう寄り添っていきたいと思います。 「感性」といえば、2歳の息子のお絵描き!! 今日も夫がクレヨンで一生懸命書いたドラえもんやクマちゃんの上から、自由にグルグル~~ 見る見る黒や赤のベールに覆われていきます。。そこには何のためらいもありません。描きたいと湧き上がったらもう描いている。

夫はと言うと、、息子そっちのけでお絵描きに集中。笑 その面白い絵のことは又来月に♪

ベジタリアン料理家
erico


ベジタリアン料理家『erico のベジタリアンお料理教室』主宰
マクロビオティック望診法指導士プロフェッショナル(山村慎一郎
名古屋山村塾)マクロビオティックをベースとした美容食事法や、現代生活に即、取り入れられる「食べかた」を華やかなレシピと共にご提案されています。その他、マクロビオティック望診法や、『食育』に関する講座やワークショップも企画。長年のカフェマネージメントと、アトピーの息子と暮らす経験を生かし、「続けられるマクロビオティック」を伝えておられます。料理教室はインパクトのあるカラフルなルックスと輪郭のはっきりした味付けが大好評で毎回満員御礼!
お料理教室の詳細などはブログ「ベジタリアン料理家erico」へ。

アボカドと黒豆のディップ

アボカドの味付けにいつもキパワーソルトや白たまりを使っていたのですが、先日発芽キヌア醤油を試したところ、相性バッチリでした! ワインや日本酒にも合う1品です。

材料

アボカド……………………………1個
バオバブパウダー……………大さじ1~
(お好みで増量)*マクロヘルス
玉ねぎだけ、のシーズニング………小さじ1/2~1
*プレマシャンティ
ショウガ麹パウダー………小さじ1/4
(ガジュツパウダーでもOK )
発芽キヌア醤油…………大さじ1~適量
*プレマシャンティ
刻みパクチー(コリアンダーの生葉)適量
 *大葉でもOK
蒸し黒豆……………………………適量
ラディッシュ(薄切り)………………適量

作り方

1)アボカドの種を取り、食べやすい大きさにカットし、バオバブパウダー、玉ねぎだけ、のシーズニング、ショウガ麹パウダーを振りかけ、キヌア醤油で味付けする。(酸味はバオバブパウダーで調整)
2)たっぷりの刻みパクチー、蒸し黒豆、ラディッシュをざっくり混ぜて出来上がり。

ごぼうと人参のナゲット

スパイス代わりに「たまねぎだけのシーズニング」とマクロヘルスシリーズを組み合わせると手軽にヘルシー度アップできるのが魅力です。発芽キヌア醤油は魚醤から臭みを取り、旨味を残したような味わいがありますのでエスニック料理全般に使える新しいキッチンのホープです。

材料

(ごぼうナゲット)
ごぼう(千切り)…………1本
ジャガイモ(千切り)……1個
自然塩…………小さじ1/2
*キパワーソルト
豆板醤または かんずり……
………………小さじ1/2
にんにくすりおろし……1片
(パウダー小さじ1/ 2 でもOK)
クミンシード(あれば)…少々
玉ねぎだけ、のシーズニング
……………………大さじ1
*プレマシャンティ
米粉……………30~40 g
(小麦粉でもOK)*オーサワ

(人参ナゲット)人参
(千切り)…………1本
自然塩…………小さじ1/2
*キパワーソルト
ココナッツファイン…………
………………大さじ1~2
*アリサン
にんにくすりおろし……1片
(パウダー小さじ1/ 2 でもOK)
粗びきブラックペッパー………………適量
*プレマシャンティ
玉ねぎだけ、のシーズニング…………大さじ1
*プレマシャンティ
米粉……………40~50 g
(小麦粉でもOK)*オーサワ

作り方

1) ごぼう(人参)に自然塩をふりかけ、しんなりしたら米粉以外の材料を全て混ぜ合わせる。
2)(1)に米粉を加え、手で揉み込んで生地を作る。
3)片手で一口大にしっかり握り、170℃の揚油でじっくり色よく揚げる。(表面がカリカリになるまで揚げると食感が良く、スナック的に仕上がります)

【Vol.102】生き物はたくさんの成分でできている

私たちが食べたものを胃や腸で分解するとき、また、肝臓で栄養を作ったりするときに使われる“酵素”というものをご存じでしょうか? その数、なんと5000種類はあるそうです。これだけの“酵素”があるからこそ、活動できるのだと感動したことがあります。

さて、それでは胃や腸といった臓器を持たない植物はどうでしょうか? ある研究者によると、ホウレンソウや大根であろうと、たったひとつの植物でも酵素やポリフェノール、食物繊維といった成分が4000種類以上含まれているそうです。私はこの中のどの成分だけが良いという考えではなく、その植物のもつ成分バランスこそが健康に良いのだと思うようになりました。

ここで私たちの研究でも面白いデータがありますので紹介します。私たちが研究している植物素材である宮古ビデンス・ピローサ(キク科の植物)には薬に匹敵するくらいのアレルギー反応を抑える作用があることが分かっていましたが、細かく調べていくと図1にあるように、複数の成分が、力を合せて、複数の場所に働きかけていることが明らかとなったのです。しかもそれぞれの場所に“緩やか”に作用していたのです。天然素材(植物そのもの、またはそのエキス)は多目に飲んでも副作用がないというメカニズムが明らかになったのです。

これに対し、例えばアレルギーを抑える薬として代表的な抗ヒスタミン剤は、図2のように一つの成分が一つの場所をピシャリとシャットアウトするので、眠気やだるさ、ひいては胃の荒れを起こしてしまいます。この違いが天然素材と単一成分(薬)の違いです。さらに天然素材は、複数の成分が全体的に働き、さらに徐々に体質改善に導いてくれます。

余談になりますが、この研究成果を平成26年12月に宮城県で行われた『応用薬理シンポジウム』で発表したところ、会場はどよめきました。それもそのはず、このシンポジウムは脳神経に関する発表がメインで、単一成分レベルの効果、いわゆる西洋医学的な考えが基本だったからです。

ともすると、普段口にしている野菜や果物の何千、何万という成分の組み合わせの妙が、私たちの健康を維持しているかもしれません。しかし現代科学でその全てを明らかにすることは不可能です。大事なことは、メディアに出ている成分レベルの効果・効能は、天然素材の良さのほんの一部である、という認識を持つことだと思います。

安仁屋 政高
株式会社武蔵野免疫研究所 学術担当部長。
1976 年生まれ。大学時代は沖縄県西表島にある研究施設で約3年間、海の貝について研究。大自然の中、裸一貫で生きる生き物達の姿に魅了され、卒業後は沖縄県の生物調査会社に勤務して海、山、川の生物の調査。しかし公共事業の在り方に疑問を持ち、退社。現在は自然にも、人にも優しい“宮古ビデンス・ピローサ事業” を世に知らしめるべく奮闘中。

【Vol.102】「搾りたて! サトウキビの フレッシュジュース」 もうすぐご案内

サトウキビの魅力を丸ごと発信できる事業に成長することを目標に、様々の新商品開発を進める中、1月号ではご家庭で黒糖作りが体験できる『おうちで黒糖チャレンジ』、2月号ではキビ砂糖を使ったお干菓子『サトウキビの香り』をご紹介しました。続々、今月号では、『搾りたて! サトウキビのフレッシュジュース』の商品開発の状況をご紹介します(^^)

サトウキビを1本ずつ手刈り収穫する際、品質チェック*の度に、時々に端っこをガジガジかじります。じわぁ〜っと甘い汁がにじみ出てきて、旨いです。作業中の栄養・水分補給にも最適じゃないかと思っています。*台風などで損傷を受けて腐った箇所を製品に混入しないよう品質チェックします。

次第に「かじるだけじゃなくって、しっかり飲みたい!」という欲求が強くなって、手回し式の圧搾機を地元の先輩からお借りして、作業終わりや休憩時にガシガシと搾るようになりました。畑で収穫したて・搾りたてのサトウキビジュースは、やっぱり旨い! 作業の疲れを流し取ってくれるようで、ついついがぶ飲みしてしまいます。 いつも畑作業を手伝ってくれる東京出身の成さん(せいさん)がとっても喜んでくれる。確かに、宮古島に来る以前の自分に当てはめてみても、「普通、サトウキビのジュースなんて、飲んだことない筈。美味しいんだよなぁ……。このまま商品化してみたいな」と思って、試作・開発を始めました。

「畑で飲んでうまい!」ことが原点なので、ややこしいことをするつもりはなく、製造工程はシンプル。

  1. 1.収穫したサトウキビの先端の甘くない部分(梢頭部)や葉っぱを取って、外的に土に触っていない茎の部分だけを原料として工場に搬入する。
  2. 2.洗浄・殺菌したサトウキビの茎を圧搾機(ここでは勿論、手回しではなく電動です(笑))を通してジュースを取る。
  3. 3.取ったジュースを加熱殺菌・ろ過してパックに詰める。
  4. 4.パック詰めが終わった製品を再度加熱殺菌処理して、製品完成。以上が基本的な工程です。

しかし、試作を始めてから、一筋縄ではいかない様子がわかってきました。

サトウキビの搾汁液は発酵し易く、常温で保存可能な飲料となるように扱うことが、なかなか難しい。最初の頃は、残留した菌による発酵が進んで、試作したジュースの袋が数日後にはパンパンに膨れて、破裂するというサトウキビ爆破事件もおこりました(汗)。サトウキビの洗浄の仕方、pH(酸性度)と加熱殺菌条件の改良などを繰り返して、常温で保存できる製造条件を見つけ出しました。

一貫してこだわったポイントは、搾りたてのサトウキビジュースのフレッシュ感を残すこと。サトウキビのジュース(搾汁液)は茎の中に蓄えた豊富なミネラルを含んだ、素材の美味しさを丸ごと含んだ天然のジュースです。お砂糖の原料になる作物だけど、上白糖をお水に溶かした砂糖水とは、味も旨みも栄養分もまったく違うんです。黒糖を使って作る冷やしあめともまた、まったく違います。

独りよがりにならないように、試作段階で多くの方に試飲評価をいただきました。そうして集まった意見を参考にシークワーサ果汁を加えてみると、確かに爽快感が加わって一層美味しくなりました。「畑で飲んでうまい!」原点からステップアップ(^^)

現在は昨年製造の試作品を継続して検査中で、爆発せずに眠っています(笑)。ご案内まで楽しみにお待ちください。

松本克也
プレマ宮古島プロジェクトリーダー(兼農業生産法人(株)オルタナティブファーム宮古代表取締役)
2012年4月まで自動車会社に勤務。車体製造の接合技術開発に心血を注ぎ、エンジニア一筋の人生を送る。2011年12月にもともとプレマファンだった姉から「プレマ・宮古島プロジェクトの発足とスタッフ募集」のメルマガ情報を聞いて『これだ!』と直感し、転職を決意。そこからはとんとん拍子に事が進み、家族で宮古島に移住。今ではすっかり都人(実は京都出身)ならぬ宮古人になりました。
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プレマ株式会社の『宮古島プロジェクト 宮古島の自然農法を推進し、島の健全な地下水と珊瑚礁を守り、お客様に安心と安全を届けます。