ドライトマトは酸味よりも甘味が勝つ逸品。まずはそのまま食べてみて! グリーンレンティルは、水からゆでると独特の香りが気にならず、食べやすくなります。
ベジブロス
<材料> できあがり量 1500cc分
・ドライトマト…10~15g
・オーサワジャパン 干しえのき…5~10g
(または生のマッシュルーム5~8個)
・にんじん…1本 ・玉ねぎ…1個
・セロリ…1/4本 ・昆布…5cm角
・ローリエ…1枚
・キパワーソルト(自然塩)…小さじ1と1/2
・水…2リットル *あればパセリの茎を適量
<つくり方>調理時間30分
1.にんじんを1cm幅の超薄切り、玉ねぎとセロリを薄切りにする
2.鍋に材料を全部入れ、強火にかける
3.煮立ってきたら弱火にして約15~20分煮出し、ザルで濾す
*出し殻は、温サラダのドレッシングやピラフにお使いいただくのがおすすめです
ベジブロスの出し殻を使った レンティルサラダ
<材料> 6人分
・ベジブロスの出し殻…全量
・グリーンレンティル…1/2カップ
・オルチョサンニータ(オリーブオイル)…50cc
・日東醸造 しろたまり…30cc~調整
・ミトク 有機バルサミコ酢(白)…30cc~調整
・フレッシュコリアンダー または 大葉…適量
<つくり方>調理時間20分
1.18cm程度の小鍋にたっぷりの水とグリーンレンティルを入れて混ぜる
2.中火にかけ、沸騰したら弱火にして約15分ゆで、ザルに取る(ゆで汁は捨てる)
3.ゆでたクリーンレンティルと材料すべて混ぜ合わせ、味を調整する
*生のハーブが決め手です
健康でいるために
長男が東京のIT企業に就職し、新生活がスタートしました。22年前に生まれた小さなその命は、世界で一番可愛い赤ちゃんでした。それが今や、かなり可愛い5歳の弟に地位を奪われ……まぁ、2番です(笑)。
思春期以降、彼にとって私は母というより「気の合ういい加減な友人」として俯瞰・分析する対象だったことでしょう。実際、ちょくちょく両親の会話や発言をメモしてニヤついたり眉間にしわを寄せたりしていたものです。分析結果は果たして役に立つのでしょうか(笑)?
先日は空っぽになった部屋を夫が掃除してくれました。偶然部屋の電球が切れ、なんと扇風機の首が折れていました。古い学習机がポツンと残され、夫はこみ上げてくるものがあっただろうと思います。次男は「ふーくんの机になるの?」と満面の笑顔。
これから長男は『明日』という部屋に住み、そこには私たち夫婦は住めないのだと理解しました。これからも「気の合ういい加減な友人」として、ときには頼りになる友人でありたいものです。そのためには『健康』でないと!!
今月は『健康』になれそうな(笑)わが家の定番、ドライトマトを使ったベジブロスと、ベジブロスの出し殻を使ったアレンジレシピをご紹介します。ベジブロスには根菜類のしっぽや皮を使うのが一般的ですが、わが家では日ごろからしっぽや皮も食べるホールフーズ的な調理が大半なので、常備野菜でわざわざ作る贅沢スープなのです。そのままいただく滋養スープとしてはもちろん、煮物などにも使えます。また、出し殻もおいしく食べられるよう『塩水』で短時間煮ることでうま味を残し、温サラダやピラフなどに利用しています。歯ごたえは失われているものの、上手にうま味を残した出し殻に、歯ごたえのあるグリーンレンティル(レンズ豆)や香りのあるハーブ類を追加すれば、立派な料理に仕上がります。