自然な甘みと優しいうま味にハマることうけあい! 生野菜のディップにおすすめ。また、トマトピュレと混ぜればピザソースやパスタソースにはやがわり。黒豆を大豆に置きかえると「京風白味噌」(西京味噌)に。ひよこ豆に置きかえた「ひよこ豆味噌」は女性好みの味になります。
<材料> できあがり量:約700g
・プレマシャンティ®丹波アンビエントファームの黒豆…乾燥状態で100g
★12時間しっかり浸水させる
・プレマシャンティ®乾燥米こうじ…200g
・プレマシャンティ®低温製法 海水塩…30g
・湯冷まし(40℃前後)…200~250cc
<つくり方>調理時間:30分
(大豆の浸水~発酵時間を除く)
(1) 圧力鍋に2cmほど水を入れ、蒸し目皿を置いてオーブンシートを敷き、水気を切った黒豆を入れて約15分蒸す。自然に圧が下がったら蓋を開ける。
★アンビエントファームの黒豆は蒸しただけで非常に甘くて美味です。ぜひ多めに蒸してそのままつまんでみてください!
(2) フードプロセッサーに湯冷まし、米麹、海水塩、①の黒豆を入れてざっくりかく拌。
(3) 陶器製の容器に②を詰め、60℃設定のヨーグルトメーカーで8~10時間発酵させて完成。※
※ヨーグルトメーカーがない場合、発酵中、60℃を保てる調理器具を利用する。炊飯器の保温機能を使って内釜で湯煎したり、オーブンの発酵機能、デイハイドレーター(食品乾燥機)などを使ってもOK。65℃を超えると麹の酵素が働からず、逆に温度が低いと糖度が上がらないので注意。
変容のなかで
今、人類の変容の瞬間に、この日本で生かされていることに感謝しています。命に関わる影響が最小限であるよう祈るばかりです。世界が足踏みしながらも善い方向へ舵を取るなか、私は具体的になにをすべきか。終焉を迎えた物質文明で培ったすべての知恵と経験・経済活動の方法を、次にやってきた『心の文明・時代』でいかに『思いやりの循環』に変換できるか?
幸い今回の変容に核兵器は使われず、量産されているのはマスクに人工呼吸器。賞賛されているのは医療従事者の方々。壊された建造物やモノはありません。だからこそわかりにくい『変容』。私の先輩はこうおっしゃっています。「歴史の大きな波の全体像は探るよりひらめきで腑に落ちる。そのひらめきを取りこぼさない自分であること!!」現代社会で庶民が知りうる情報は、減量された誰かの意識内容で、フィルターにかけられたものだけです。自分自身のひらめきや勘に従うのが『変容』なのかもしれません。
4月からわが家はまた4人家族の生活が始まっています。そうです、長男23歳が退職して舞い戻ったのです。昨年11月にストレスから味覚障害になり、完治するも精神面でもちこたえられなかった模様。今は長男の命優先、家族としてやり残してきたであろう事柄を共にすべき時間と捉えています(そう捉えようと思い込んでるだけ!!)
思いがけない兄の帰還に素直に喜ぶ次男6歳の頭をなでつつ、自分に問いました。「私の役割は?」やはり「料理を通した思いやりの世界の実現」です。『Neoベジタリアン®料理』を伝えていますが、まずは最小単位である家族に立ちかえれと突きつけられているような状況です。そんななか、長男がポロリと。「母のご飯でなにが自分に合うのか合わないのかは体感でわかるんやが、無知でその理由を人に確実に伝えることができない。今後は自力でそこを学びたい」。『食』の世界へようこそ……まずは長男を6月の田植えに誘ってみるつもりです。