心に響くこっくりとした甘みの「呑める」みりん。
ヘルシーでスパイシーなピクルスのベースとして、贅沢使いしてみましょう。
ピクルス液にお好みのオイルをプラスすれば、ドレッシングに。
スパイスを省けば、酢の物のベースに早変わり。
使用食器:森修焼 ひかりのうつわ
<材料> 500mlガラス瓶 1本分
お好みの野菜 200~300g(きゅうり、大根、人参など)
古式純米本みりん 150cc
純米酢 100cc
日東醸造 足助仕込三河しろたまり 100cc
★キパワーソルト 小さじ1/2
★セロリシード 小さじ1/2
★ターメリックパウダー 小さじ1/2
★クローブ(ホール) 1本
★マスタードシード 小さじ1
※酢の物にする場合は★を省く。
<つくり方>所要時間15分
1.野菜は1cm程度の薄切りか拍子木切り※にする。漬け込むためのガラス瓶を熱湯消毒しておく。
2.ガラス瓶に野菜を詰め込む。
3.野菜以外の材料をすべて鍋(ホウロウかステンレスを使用)に入れ、中火にかけて沸騰させる。
4.(3)が熱いうちに(2)に注ぎ入れ、冷蔵庫で保管。
一晩漬けたら食べられます!
※長さ4〜5cm、幅1cm程度の四角柱に切ること
*冷蔵庫で1ヶ月保存可能。
<ガラス瓶を使わず少量漬ける場合>
野菜に塩を軽くまぶし、数分後、水気を切ってビニール袋に入れ、常温に冷ました(3)をヒタヒタより少なめに注ぐ。
空気を抜いて袋の口をしばり、冷蔵庫で一晩漬け込む。
急ぐ場合は冷凍庫に入れ、10~15分で食べられます。
世界平和に加担する
善いときも苦しいときも感謝の心を忘れず、地球のすべての人々と宇宙全物の幸せをお祈りします。
「目にみえるもの・目にみえない世界」双方に囚われ過ぎないよう、本年も料理を通して「思いやりの世界の実現」に精進してまいります。
具体的には、昨年から引き続き「融合」に取り組んでいます。
「融合」は、「せめぎ合い」→「摩擦」→「研磨」→「融合」と、「せめぎ合い」から始まります。
それは、対立や比較、競争とは無縁のものです。
料理においては、野生と洗練の「せめぎ合い」があります。
私は、文化・伝統を消化し、現代的な文脈に置くことが大切だと考えています。
今あることにフォーカスし、「ひとつ」になること。
「The Power of Now」、これに尽きます。
Neoベジタリアン®料理レシピで実践中の「融合」へのアプローチは、2つあります。
それは、「日本の伝統食材と海外の刺激の両立」と「健康に暮らすための食材の組み合わせと美味しさの両立」。
マクロビオティックの「身土不二」に背く海外食材の使用も、「地球人」としてのマクロな視点で見れば、各食材が培われた土地と人とつながる行為なので、平和的です。
「健康に暮らすため」には、人を健康にする「正しい」食べ物を食べれば良いのですが、この「正しい」が曲者。
美味しいものは正しいのか?
安全で人を健康にする食べ物も、不味いと感じる料理では健康に暮らせないのでは?
Neoベジタリアン®料理では、「身体にいいもんは美味しくない」という既存のイメージを変え、「美味しくて健康になる」を実現します。
新年から大きな宣言をしましたが、重圧はなく、気楽で、心は開放されています。
なぜなら、プレマさんでの買い物は世界平和に加担する行為だから。
万一、私が不味いレシピをお伝えしても、善いおこないなわけで(笑)(今回紹介するレシピは美味しいですよ!)
読者のみなさん、もろもろプレマさんにお任せして、我々は気楽にまいりましょうか!