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ながれるようにととのえる

身体の内なる声を味方につけて、生きる力をととのえる内科医、鍼灸をおこなう漢方医のお話

やくも診療所 院長・医師

石井恵美 (いしいえみ)

眼科医を経て内科医、鍼灸をおこなう漢方専門医。漢方や鍼灸、生活の工夫や養生で、生来持っている生きる力をととのえ、身体との内なる対話から心地よさを感じられる診療と診療所を都会のオアシスにすることを目指す。
やくも診療所/東京都港区南麻布4-13-7 4階

植物からまなぶ

昨年、診療所に吊るしていただけで開花したアマリリスの球根があった。そのアマリリスは、水をあげなくても、空気中の水分だけで見事に花を咲かせた。 その後、アマリリスの球根は実家の庭に植えた。その球根は寒い …

からだでとらえる発酵

数年前、とりつかれるようにあらゆるものを発酵させて毎日観察していた。トマト、リンゴ、ブルーベリー、みかん、ラ・フランス、ぶどう、米、昆布、どんぐりなど。発酵していくその変化の過程を見ていると、微生物と …

桜がおしえてくれていること

地元の駅の前に、一本の桜が静かに立っていた。私は、その桜の木が無性に好きだった。わざわざ訪ねてくる人がいるほど立派なわけではなかったが、その桜は、自身の命を紡ぎつつ、わたしの生きてきた道のりを、そっと …

自分にやさしさをむける

首が回らなくなって困っている80代の女性が診察にやってきた。彼女は首が良くなる方法を模索して、整形外科、歯科、皮膚科などを一年近く受診してきたらしい。整形外科医からは「首の痛みは長生きしたご褒美。きっ …

不快な症状から学ぶ

腰痛がひどいのはつらい。痛みは身体からのメッセージだとすると、この痛みは、なにを自分に伝えているのだろうか。 痛みや腫れ、かゆみなどの症状は、身体が不快感を生じさせることで、伝えなくてはいけないことが …

立ち止まってみたら、みえたもの

大学の医学部5年生のとき、人生初の大ブレーキを経験した。5年生になると、大学病院の病棟で実習がおこなわれる。それは患者さんを受け持ち、実際に対面しながら学ぶことだ。しかし、勉強も経験も不足していた自分 …

「食」や「農」、「自然」に学ぶ

漢方では冬の寒さは、生きる力に影響する腎臓や膀胱に関係があるといわれている。熊が冬眠するように、自然界では動きを少なくして、生きる力を減らさないようにすることも大切な時期である。しかし、この季節はクリ …

小さな許しを自分のなかに持つ

朝起きて鏡で自分の顔を見たらぎょっとした。左目が真っ赤になっていて明らかに結膜下出血だった。目が赤いといっても、ウイルス性の流行り目やアレルギー、細菌性の結膜炎もある。しかし、白目がべったりと血で赤く …

自分を大切にできているか

漢方では秋は肺や鼻などの呼吸器や大腸、皮膚に関わりがあると考えられている。盆が過ぎると風が冷たくなり、夏ほど汗をかけなくなってくる。夏の暑さや湿気による疲労が身体に蓄積していると、その残余の炎症が、鼻 …

自分の快適さは、自分で探る

「しっかり考えて」「よく考えて」「もう一度考えて」。私たちはとかく思考するように教育されてきた。考えることは大切なことだが、一方で、考えないということも大切なのではないかと最近思うのだ。考えないでおく …

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