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ながれるようにととのえる

身体の内なる声を味方につけて、生きる力をととのえる内科医、鍼灸をおこなう漢方医のお話

やくも診療所 院長・医師

石井恵美 (いしいえみ)

眼科医を経て内科医、鍼灸をおこなう漢方専門医。漢方や鍼灸、生活の工夫や養生で、生来持っている生きる力をととのえ、身体との内なる対話から心地よさを感じられる診療と診療所を都会のオアシスにすることを目指す。
やくも診療所/東京都港区南麻布4-13-7 4階

風邪を知る

風邪をひくと、咽喉が痛い、鼻水がでる、身体がだるい、頭痛、発熱、咳などの症状が出てくる。そういった風邪の症状に気づいたら、うがいをしたり、身体を温めたり、風邪薬を飲んだり、早く寝ようとしたりして、少し …

感染症をミカタにした患者さん

コロナ禍の社会は異様な空気感だった。なんともいえない不安感が集団意識になっていたと思う。ウイルス感染への不安や恐怖、他者への猜疑心、そして、県をまたいで移動する人が感染を拡げる恐れを危惧し、他者を見張 …

「自立」と「依存」の繋がり

初めて来院した方が「あまり困っていないんですけど」と言いながら診察室に入ってきた。詳しく話を聴いてみると、実際には困っているようである。その方の症状に繋がるであろう背景を、話を聞きながら整理して伝えて …

「わからないこと」がわかるということ

私が西洋医学を学び始めたばかりのころは、たくさんの知識を手に入れれば、どんな難しい問題も解決できる気がしていた。そして、東洋医学を学び始めたときも、どんな身体の困りごとも、東洋医学の知識で対処できると …

木から学ぶ

実家にトネリコの木がある。プランターの土では元気が出ないのだろうかと思い、信頼できる植物の師匠の力を借りて実家の小さな花壇に植えた。まず花壇を掘り起こしてみると、植えてあるヤシ科の植物の根が、すごい勢 …

盆に想うこと

実家で迎え火をすると、またこの季節がきたんだなぁと思う。ときどき思い出しては、心のなかで対話する大切な3人の亡き人たちがいる。 1人目は、鍼灸の師匠である。「師匠だったら、どうアプローチするんだろうか …

地道なことはタカラモノ

子どものころ、両手でそろばんができる達人がいた。自分も両手でそろばんができるようになりたいと憧れて、そろばん教室に通い夢中になった。しかし、そこまで上達するにはハードルが高く、残念ながら両手でできるよ …

植物からまなぶ

昨年、診療所に吊るしていただけで開花したアマリリスの球根があった。そのアマリリスは、水をあげなくても、空気中の水分だけで見事に花を咲かせた。 その後、アマリリスの球根は実家の庭に植えた。その球根は寒い …

からだでとらえる発酵

数年前、とりつかれるようにあらゆるものを発酵させて毎日観察していた。トマト、リンゴ、ブルーベリー、みかん、ラ・フランス、ぶどう、米、昆布、どんぐりなど。発酵していくその変化の過程を見ていると、微生物と …

桜がおしえてくれていること

地元の駅の前に、一本の桜が静かに立っていた。私は、その桜の木が無性に好きだった。わざわざ訪ねてくる人がいるほど立派なわけではなかったが、その桜は、自身の命を紡ぎつつ、わたしの生きてきた道のりを、そっと …

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