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ながれるようにととのえる

身体の内なる声を味方につけて、生きる力をととのえる内科医、鍼灸をおこなう漢方医のお話

やくも診療所 院長・医師

石井恵美 (いしいえみ)

眼科医を経て内科医、鍼灸をおこなう漢方専門医。漢方や鍼灸、生活の工夫や養生で、生来持っている生きる力をととのえ、身体との内なる対話から心地よさを感じられる診療と診療所を都会のオアシスにすることを目指す。
やくも診療所/東京都港区南麻布4-13-7 4階

自分にやさしさをむける

首が回らなくなって困っている80代の女性が診察にやってきた。彼女は首が良くなる方法を模索して、整形外科、歯科、皮膚科などを一年近く受診してきたらしい。整形外科医からは「首の痛みは長生きしたご褒美。きっ …

不快な症状から学ぶ

腰痛がひどいのはつらい。痛みは身体からのメッセージだとすると、この痛みは、なにを自分に伝えているのだろうか。 痛みや腫れ、かゆみなどの症状は、身体が不快感を生じさせることで、伝えなくてはいけないことが …

立ち止まってみたら、みえたもの

大学の医学部5年生のとき、人生初の大ブレーキを経験した。5年生になると、大学病院の病棟で実習がおこなわれる。それは患者さんを受け持ち、実際に対面しながら学ぶことだ。しかし、勉強も経験も不足していた自分 …

「食」や「農」、「自然」に学ぶ

漢方では冬の寒さは、生きる力に影響する腎臓や膀胱に関係があるといわれている。熊が冬眠するように、自然界では動きを少なくして、生きる力を減らさないようにすることも大切な時期である。しかし、この季節はクリ …

小さな許しを自分のなかに持つ

朝起きて鏡で自分の顔を見たらぎょっとした。左目が真っ赤になっていて明らかに結膜下出血だった。目が赤いといっても、ウイルス性の流行り目やアレルギー、細菌性の結膜炎もある。しかし、白目がべったりと血で赤く …

自分を大切にできているか

漢方では秋は肺や鼻などの呼吸器や大腸、皮膚に関わりがあると考えられている。盆が過ぎると風が冷たくなり、夏ほど汗をかけなくなってくる。夏の暑さや湿気による疲労が身体に蓄積していると、その残余の炎症が、鼻 …

自分の快適さは、自分で探る

「しっかり考えて」「よく考えて」「もう一度考えて」。私たちはとかく思考するように教育されてきた。考えることは大切なことだが、一方で、考えないということも大切なのではないかと最近思うのだ。考えないでおく …

小さな希望をみつける

漢方の考えでは、夏は心臓と関係があるとされている。万物が成長する夏は陽の気が盛んになるため、人もそれに対応するため陽気を発散する。この陽気が一番多い臓器が心臓で、夏に一番活発に動くのである。また、熱を …

楽になるために、なにができるのか

雨が降る前日に身体が重くなる、台風がくるのを身体で感じるなど、湿気が多くなると体調に変化を感じることがある。それは身体がなにを教えてくれているのだろうか。 東洋医学では、湿気を多く含んだ重い空気が、五 …

心地よさを探って生きる

「自分に厳しくが大事だぞ」と話すお父さんと男の子が横を通り過ぎて行った。その言葉を聞いて、思わずはっとした。「だらけたり、なまけたりしないように」という意味なのかもしれないが、「自分に厳しく」は本当に …

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