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しなやかな影響力のレッスン

自分も周りも自然と良くなるために

影響力のスイッチを入れる専門家人材育成・組織開発コンサルタント

賀集 美和 (かしゅう みわ)

北海道旭川市生まれ。違いを超えて人と人が共に幸せな社会を創るには?その答えを求め日米の教育機関を経て、世界 900 店舗のレストランチェーン TGI FRIDAY'S で人材育成の道に。独立後10年の歳月をかけ、誰でも一瞬で一体感を生み出し互いを活かし合うボディヴォイス®の技術化/体系化を実現。講座や企業研修を通じ、慈しみと活力に満ちた発展的な社会を共に創り上げていく起業家や管理職などリーダーを輩出している。

「頭の中がごちゃごちゃ」をスッキリさせよう!

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日常の喧騒に追われ、頭の中がごちゃごちゃ、グルグルすることは誰しも経験があることでしょう。そんな思考の渦から抜け出す効果的な方法がひとつあります。それは「声を出すこと」。なかでも重要なのは、雑念を吹き飛ばす「声の出力法」です。 

今回は、頭の混沌を解消し、クリアな思考へと導く「声の出力法」に焦点を当てます。この方法を使うと、考え過ぎてヘトヘトで不安な日々が、驚くほど短時間で頭も心もスッキリ軽やか。そして、本当に大切にしたいことに集中できるようになります。それでは、そうなるために知っておきたい、3つの大事なポイントをお伝えします。

ごちゃごちゃの正体

ひとつ目は、「ごちゃごちゃ」の正体を知ることです。頭が混沌とする原因は、「雑念」。すなわち余計な思考や不必要な心の揺れですね。この余計な思考が増えるのは、脳の前頭葉の過剰な活動が原因とされています。簡単にいえば、「考え過ぎ」です。この考え過ぎが続くと、脳が疲れ、集中力が低下し、心に不安が募ります。この状態では、どんな活動もパフォーマンスが低下するのは想像に難くありません。

一方、「考え過ぎ」から解放されれば、クリアな集中力が戻り、物事を効果的に進めることができるようになります。精神科医の樺沢紫苑先生は「雑念が排除された状態が、集中した状態」と語っています。この状態に達するためには、脳をクールダウンし、思考を休ませることが大切です。しかし、「考えないように」といわれると、ますます考えてしまうもの。だからこそ、難しいテクニックが要らず、誰でも簡単にできる方法が必要なのです。それが「声の出力法」です。

声の科学的効果

ふたつ目は、声を出すことで自らが集中状態に入るメカニズムです。この声の力を活かして、パフォーマンスの向上を図っているのが、スポーツ界です。選手が競技中に大きな声を出す場面を見たことがあるのではないでしょうか。たとえば、オリンピック金メダリスト 室伏広治氏がハンマーを投げる際に発していた「アーーー‼」や、大谷翔平選手が投球時に大きな声を出しているシーンなどです。

これは、「シャウト効果」として知られています。大きな声を発することで、思考を司る前頭葉の過剰活動を抑え、考え過ぎにストップをかけることができます。それにより、雑念を払拭し、集中力を高め、通常では発揮できない力を引き出すことができるのです。  
このシャウト効果は、あなたがスポーツ選手でなくても活用し、恩恵を受けられます。鍵は、声を思い切り出し切ること。最初はちょっとの勇気が要るかもしれませんが、実際に出力すると頭も気持ちもスッキリ、気持ちよくなります。まずは、発声前より少しでもスッキリ感や軽さがあれば十分です。

ベストタイミング

最後のポイントは「声の出力法」をおこなう際の最適なタイミングです。思考の整理をする前や疲れを感じたときが、最も効果的なタイミングといえます。

やることや考えを紙に書き出す方法は思考の整理に効果的なのですが、考え過ぎにストップがかかっていない場合、書いても十分に整理ができません。また、疲れを感じて休みたいとき、なぜかスマホを見続けて脳が余計に疲労するというお悩みもよく耳にします。

こうしたときに声の出力法を取り入れてみませんか? 雑念が消え去り驚くほどスッキリ感が得られます。そして、無駄な時間を費やすことなく、大事なことに集中できるようになります。実践しているプロアスリートの方々からは、「練習や試合に集中できるようになった」「すごく簡単」という喜びの声が届いています。ぜひ、あなたの日常にも取り入れてみてくださいね。

- しなやかな影響力のレッスン - 2023年12月発刊 Vol.195

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