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オディの農業日記

羽鹿 秀仁 (はじかひでひと)

サラリーマン、経営コンサルタント、青年海外協力隊の隊員として中米のニカラグア、パナマで5年間活動後、ネットワーク『地球村』というNPO団体のスタッフとしてアフガニスタン支援に3年関わり、2006年から三重県名張市赤目で農薬を使わない農業を始める。

【Vol.18】オディの農業日記 第11回

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12月7日に結婚式を挙げて、新婚生活がスタートしました。

ところが新婚早々の14日にお米のもみすりをしていてぎっくり腰になってしまいました。農作業が続く時期は腰が痛くなることもありましたが、動けなくなるようなひどい状態になるのは初めて。ちょうど、実家に帰らなければならない用事があり、電車で1時間の実家に到着と同時にダウン。3日ほど寝込んでしまいました。腰が痛くて体を曲げることができず、着替えや入浴も一人ではできない状態になっていました。

このときにいろいろと考えましたが、体の大切さ、自由に動ける幸せ、そして何よりも嫁さんのありがたさに気づきました。

実は私も嫁さんも少し年をとってからの結婚で、お互いに生活スタイルが出来上がっており、一緒に暮らし始めてたったの一週間でしたが、料理の味付けや掃除の仕方など、ちょっとした事で戸惑いや不満が出ることがありました。前号に互助互譲の気持ちで仲良く暮らして行きたいと書きましたが、中々その言葉通りには行かず、自分の思い通りに動いてくれない嫁さんにイラつくこともありました。

でも、ぎっくり腰になって嫁さんの大切さ・ありがたさが身にしみました。嫁さんはもともと福祉の仕事をしており、介護はお手の物。いろいろと身の周りの世話をしてもらっていると、嫁さんの細かい心配りや優しさに改めて気づくことができました。人間、身近な人がやってくれることは当たり前に感じて、感謝の気持ちを忘れてしまうもんですね。これからは感謝の気持ちを忘れずに嫁さんに接して行こうと思います。

今回ぎっくり腰になったのはもしかすると神様がもっと仲良くしろというメッセージを伝えてくれたのかもしれません。まだまだ新米夫婦でこれからいろいろな波乱もあるとは思いますが、少しずつ絆を深めて行くつもりです。

酒造りの言葉に「和醸良酒(人の和があって初めておいしいお酒が生まれる)」という言葉がありますが、今年からは嫁さんと二人で「和作良米」の気持ちで力を合わせてより一層おいしいお米を作っていこうと思っています。
今年もよろしくお願いします。

出来ることから始めよう!
三重県の赤目で有機農法を始めて4年目のオディさんこと羽鹿秀仁(はしかひでひと)さんの経歴は、ちょっと変わっています。先ずは、海外青年協力隊でニカラグア、パナマにて5年勤務。帰国後は、NPO法人ネットワーク『地球村』にてアフガニスタン支援等に3年間取り組み、一念発起して、三重県の赤目で有機農法に着手。現在、普通米と黒米を手がけています。

命を育む『羽鹿さんの黒米』はこちら >>

- オディの農業日記 - 2009年2月発刊 Vol.18

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