ブルーアガベは腸内環境を整える
ブルーアガベとは、メキシコなどの乾燥地帯に生える竜舌蘭科アガベ属アガベ種の植物のこと。約170種類あるアガベの中でも最高品種といわれ、テキーラの原材料としても知られています。
「鉄平ブルーアガベシロップ」は、ブルーアガベを45~47度の低温でじっくりていねいに濃縮してつくった、ローフードです。0.5~3%のイヌリンを含むのも特徴です。イヌリンは水溶性食物繊維で、胃で消化されずに腸内で腸内善玉菌の餌となり善玉菌を増加させ、胃腸の調子を整えるといわれています。また、砂糖よりも25%カロリーが低いにもかかわらず、甘みは1.3倍。砂糖に替わる健康的な甘味料です。
でも、「使いすぎは禁物」と鉄平オーガニクス代表、井沢敬さん。
フルーツや野菜を引き立てる名脇役!
「ブルーアガベシロップ(以下アガベシロップ)は健康にもいいしおいしいけれど、甘味料にはかわりないことをお忘れなく。バランスよく適度に使えば、こんなに食のバリエーションを広げてくれるものはありません。アガベなしで、今の私の食生活の楽しみはありませんね。」(井沢さん)
井沢さんは、どのようにアガベシロップを楽しんでいらっしゃるのでしょうか。
「アガベシロップはフルーツや野菜をおいしくたくさん食べるための、名脇役のようなもの。アクセントとしてちょっと入れると、すばらしい味になるんですよ。
サラダドレッシングにもすごく合います。作り方は、アガベシロップとバルサミコ酢、オリーブオイル、ガーリックとしょうがをお好みの分量混ぜ合わせます。オイルのかわりににんじんジュースを入れれば、よりヘルシーですね。サラダには私はよく、玄米、切り刻んだ生野菜、アボガド、酢漬けのタマネギなどを混ぜます。そこへ西洋なしを加えてもおいしいですよ。
旬のフルーツ、たとえばグレープフルーツに数滴たらすだけでとってもおいしくなります。熟したバナナをフォークなどで簡単につぶしてアガベシロップをかければ、ロージャムのできあがり!あと、エスプレッソにアガベとブランデーを入れたらおいしいコーヒーリキュールにもなります。工夫次第でレシピはどんどん広がりますよ!
野菜ジュースでもちょっと青くさいな、と思うときに、アガベシロップを入れてみてください。健康のために野菜をたくさんとろう! と無理してがんばるより、ちょっとひと味プラスして、楽しみながら続けていただきたいですね。」
井沢さんは、フルーツや野菜をバランスよくたくさん食べるようになってから、元気になったとか。「抵抗力が増してきたのか、風邪もひかなくなりましたね。」
続々とアガベシロップレシピを開発している井沢さん。体調チェックと同時に、食生活を積極的に楽しむことに、健康の秘訣があるのかもしれません。
井沢 敬(いざわ けい)氏 鉄平オーガニクス代表。 キューバ、ボリビアで育ち、十代で来日。 その後大手外資系自動車会社などで活躍し、50 歳を前にアメリカ.ボールダーに移住。 ロハスな暮らしに目覚め、アガベを中心にした健康的な食品の開発.販売を行う。 |
梅農家.梅酒蔵に携わる人が口を揃えて言うことは、梅シロップや梅酒の品質は、梅によって決まるということ。厳選した梅を、ぜひRAW アガベシロップだけで漬け込んでみてください。日本人が古来より栄養源として取り込んできた梅と、新しい甘味、アガベシロップは意外に合うんです。
アガベは、梅の酸味やエキスを引き出す力が強いのが特徴です。短期間に一気に引き出してくれます。
今、梅とアガベのマッチングを楽しんでいただけるような、スペシャルな梅シロップを開発中。
ご期待ください!
金谷 優 氏
薬剤師。梅酒に惚れ込み、日本でただひとりの梅酒ソムリエに。梅酒の魅力を広く伝える。