累計122万件出荷!自然食品・自然療法・エコロジー・らくなちゅらる提案サイト

基本のき

今さら聞きにくい「よく聞く言葉」を詳しく解説します

プレマ株式会社
お客様コンサルティングセクション
マクロビ業界に30 年以上

岸江 治次 (きしえ はるつぐ)

2013 年プレマ入社。マクロビオティック活動歴を活かし、主に、商品の開発と営業に関わってきた。
趣味は読書と映画、好きなジャンルはミステリー。最近のおすすめ映画は「ルーシー」。
無双原理の時空の概念を捉えるのにマスト。

水とお茶、どっちを飲むほうがいいの?

投稿日:

1日に2Lの水を飲むと健康によいとよく聞きますが、水は味がしないので大量には飲みづらいです。お茶ではダメなのでしょうか。(体内を循環させて健康に過ごしたい30代女性)

A.飲むだけでなく食べ物に含まれる量も意識して

答える人  プレマ株式会社 お客様コンサルティングセクション 岸江 治次

生きていくためには、「水」「食べ物」「塩」を欠かすことができません。なかでも水は特になくてはならないもので、食べ物を食べなくても水を飲んでいるだけで1ヶ月くらいは生きることができるといわれています。

身体は約70%が水分でできています。年を取るにつれて、体内の水分量は少なくなっていきますが、身体は必要な水分量を一定に保つことで健康を維持しようとします。つまり、私たちが健康に生きていくためには、体内の水分量が一定に保たれるよう適度に水分を補給しなければいけません。

よく水分補給を意識するようにいわれているのは、汗や尿として体内から水分が出ていくからだけなく、呼吸によっても水分が失われていくからです。それらによって、1日に約2.5Lの水が身体から出入りしています。

そして、人間の生理機能はうまくできていて、体重の1%くらいの水分が体内から失われると喉の渇きを感じます。さらに体重の2%以上の水分が失われると身体の活動に支障をきたし、3%以上になるといわゆる脱水症状を起こして重篤な状態に陥ることもあります。「喉が渇くから水を飲む」というのは、生きていくために必要な生理現象なので、喉の渇きを感じたら小まめに水分を補給するようにしましょう。

では、水分補給をどうしたらいいのか? 水分補給は水だけでなく、お茶やジュースなどでもできます。ただし、体内での水の役割を考えると、水が一番おすすめです。その役割というのは、ひとつは物質の溶解です。食事をしたとき、体内で水によって食べたものが溶解されて代謝が進みます。次に物質の運搬。体内でいらなくなった老廃物は水によって流され排出されます。血液も物質を運搬しますが、水分が少なくなると血液がドロドロになり、流れが滞ってしまいます。さらに水は、体温調節の役割も担っています。これは夏の暑い日を想像するとわかりやすいのですが、身体は汗をかくことで皮膚の表面から水分を蒸発させて体温を下げています。

水分補給は水ではなくお茶などではだめなのかという話に戻ると、たとえばお茶は「味や香りのついた水」です。ジュースも同じで、水になにかを溶解させた状態です。だから、体内に入ったときに他の物質を溶解するのに支障が出てしまいます。また、緑茶は利尿効果が高いカフェインを多く含むので、せっかく水分を補給してもすぐに尿になって出ていってしまうため、水分補給をするなら非効率です。もしお茶を飲むとしたら、緑茶よりほうじ茶や茎から作ったお茶のほうがカフェインが少なく、食養生的にも身体を冷やしにくいのでおすすめです。

そして、水分の補給源は水やお茶だけではありません。野菜や果物など食べ物にも水は含まれています。つまり、私たちは食事からも水を補給しています。このことを知らずに水を2L以上飲まないといけないと思い込んでいる人が多いですが、水や食べ物をたくさん摂取すると、体内に水を溜め込んでしまうことになります。運動などで発汗してうまく水分を出していればいいですが、体内で滞ってしまうとかえって体調を崩しかねません。水分補給は液体によるものだけではないということも意識して、計算しながら水分補給をしていくとよいでしょう。

- 基本のき - 2023年5月発刊 vol.188

今月の記事

びんちょうたんコム

累計122万件出荷!自然食品、健康食品、スキンケア、エコロジー雑貨、健康雑貨などのほんもの商品を取りそろえております。

びんちょうたんコム 通販サイトへ