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今さら聞きにくい「よく聞く言葉」を詳しく解説します

プレマ株式会社
お客様コンサルティングセクション
マクロビ業界に30 年以上

岸江 治次 (きしえ はるつぐ)

2013 年プレマ入社。マクロビオティック活動歴を活かし、主に、商品の開発と営業に関わってきた。
趣味は読書と映画、好きなジャンルはミステリー。最近のおすすめ映画は「ルーシー」。
無双原理の時空の概念を捉えるのにマスト。

Q.電子レンジの何がダメなの?

投稿日:

昨年、婦人科系の手術をしてから、
これまで「健康」についての知識を得てこなかったと後悔しています。

聞くところによると「電子レンジ」ってよくないのだそうですね。

お恥ずかしい話、最近、知ったところなので教えてください。

(愛知県 チアシードより)

A.漏れ出る電磁波はもちろん栄養素の変性の心配も

わが家でも、実は、妻は電子レンジを使っています。

「よくないよ」とは伝えるのですが、朝からお弁当を作るのに、
やっぱり効率よく作りたいっていうのもありますよね。

電子レンジには、大きく2点の問題点があります。

1つ目は周知のことだと思いますが、機械から発せられる電磁波です。

2つ目の問題は、電子レンジでものを温める構造。

電磁波が当たると、飲食物が含有する水分子が震えて
摩擦熱を起こして温まるという仕組みです。

細胞を細かくしていくと分子になります。

非常に微細なレベルにまで入り込んで摩擦を起こしているということは、
それで大丈夫なのか?

疑問が湧きます。

ほうれん草をお湯で茹でると、水溶性であるビタミンは水に溶け出してしまうが、
電子レンジは、水分が残っておりビタミンが逃げていない……という話があります。

今の栄養学でわかっている「食べ物が人間に与える影響」は、
ビタミン、繊維、糖質などですが、栄養ってそれだけなのでしょうか。

食べ物はそもそも「生き物」であるというのが、自然食の考え方です。

栄養学では計り知れないことがあるはずです。

海外では、電子レンジの加熱による「タンパク質の変性」「抗酸化ロス」
「ビタミンCの減少」などの論文があるとする記述も多く見られ、
アンドルー・ワイル博士も電子レンジの危険性を書籍に記しています。

とはいえ、出典元の論文が見つからないことも多く、
実際のところは「噂」の域であるともいえます。

だからといって安全と言い切れないものを、
大切な家族のために使いたいかどうか、ということでしょう。

※「問題なのは、むしろ電子レンジである。
作動中の電子レンジのそばに立っているのはやめたほうがいい。
だが、それより重要なのは、電子レンジは解凍・加熱・即席調理にだけ使うということだ。
メインディッシュを長時間、たとえば30分もかけて電子レンジで調理すると、
タンパク質の成分が変化して異常な分子が出現し、健康を損なうおそれがある。
また、あたためる食品をプラスチック製の容器に入れたり、
ラップで包んだりしてはならない。
電子レンジのマイクロ波がプラスチックの分子を食品中に混入させるおそれがあるからだ。

(『心身自在』アンドルー・ワイル著 第7章より)
アンドルー・ワイル:医学博士。ハーバード大学医学校卒。国立精神衛生研究所の研究員、
ハーバード大学植物学博物館民族精神薬理学研究員などを勤める。
『タイム誌』の「もっとも影響力を持つ25人の米国人」の一人にも選ばれている。

- 基本のき - 2016年5月発刊 Vol.104

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