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心と体のやしない草

人生は「選択」。何を食べるかによって人は変わるマクロビ業界に30 年以上関わり続ける岸江の話

プレマ株式会社
お客様コンサルティングセクション
マクロビ業界に30 年以上

岸江 治次 (きしえ はるつぐ)

2013 年プレマ入社。マクロビオティック活動歴を活かし、主に、商品の開発と営業に関わってきた。
趣味は読書と映画、好きなジャンルはミステリー。最近のおすすめ映画は「ルーシー」。
無双原理の時空の概念を捉えるのにマスト。

白い、キター!

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家の外でマスクをすることが当たり前になってしまった日本。かつては、マスクをしていると「怪しい人」だったのが、今やマスクをしていなければ「気になる人」になります。政府が「もうマスクを外してもいい」といっても、時代の風潮は恐ろしく、一度習慣化すると、科学的かどうかもお構いなしになるようです。

マスクフリーが解禁になってもいつまでもマスクを着け続けている人は、マスクをすることで感染から逃れられる、また人に感染させないことを真剣に思われているのでしょう。科学、科学と叫ばれながら、まったく根拠のないことがまかり通る恐ろしい時代。一方、かつて食事が大事という話は、科学的根拠がないとされ、食事で病は治らない、自然治癒力など認められないといわれたころから比べると、コロナ禍で食による「免疫力」が見直されたことは良いことでもあります。

それにしてもマスクの色は、清潔感があるからか白が圧倒的に多いのが不思議です。白いといえば、白い飲み物、牛乳神話があります。私もマクロビオティックに出合い長く実践していても子どものころに植えつけられた牛乳を飲む習慣、牛乳を飲むとなんとなく栄養が摂れ元気になる感覚が長らく抜けませんでした。マクロビオティックでは、牛乳は飲む必要がないものとされ、「無理に摂取しなくてもいい」ことで執着がなくなり助かる人は少なくありません。今は、無理して牛乳を飲む必要がなくなった新時代なのです。

日本人の好みにはまったオーツ麦ミルク

牛乳は、お酒と同じように楽しみとしてたしなむのは良いとして、けっして健康に良いと思って飲むものではないことは理解しておかなければなりません。人間は嗜好的な生き物なので、牛乳を飲むことは否定できませんが、飲みすぎると、栄養が偏り、身体の不調や病にいたる可能性があることも忘れずにいましょう。ご承知のように、ヨーロッパでは、歴史的に畜産が盛んだったので、文化的にも牛乳を飲む習慣が続いてきました。チーズやバター、ヨーグルトなど、牛乳を加工して作られてきました。

そのヨーロッパでは、急激に牛乳を飲まない、飲めない、飲みたくない人が増えて、代替ミルクが開発され広まっています。代替ミルクとは、牛乳の代わりに飲む飲み物のことをいい、動物からではなく、植物から作られています。弊社は、日本に初めて植物性ミルク(エコミル)を国内に輸入しました。当時はアーモンドミルクが代表的でしたが、今ではカシューナッツミルクやヘーゼルナッツミルク、ヘンプミルクなどバリエーションも豊富です。

そして、新たに有機オーツ麦ミルクが発売となりました。原材料は有機オーツ麦と有機ひまわり油のみ。オーツ麦ミルクは、日本人にとって、本当に飲みやすくなじみのある味で家族みんなで飲めることが人気の秘密です。オーツ麦ミルクには、嗜好品でありながら、身体も心も癒すだけのなにかがあるように思われます。植物のチカラにゆだねるプラントベースの食生活を始めるのに最適な逸品ともいえるでしょう。動物性食品の摂取が増えると肉食獣のように攻撃的になりがちです。マスクで個人間が分断され、有事の名のもとに国が分断される今こそ、理性は保ちたいところです。人はローカルに活動するもの。しかし、ローカルに活動するも、発想は、インターナショナルに、そして、意識は宇宙の彼方へ。

大豆・牛乳アレルギーの方でも飲める植物性ミルク

有機JAS認定品。とても飲みやすく植物性ミルクと思えない飲みごたえ。

EcoMil(エコミル)有機オーツ麦ミルクを見てみる>>

白い、キター!

- 心と体のやしない草 - 2023年4月発刊 vol.187

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