最近、食事に関する問い合わせが増えてきました。近頃はインターネットでなんでも調べられるようになっていても、自身や家族のことには、心配がつきまとうようです。
昔、長寿村をフィールドワークした先生に長寿の条件をお伺いしたことがあります。食生活の影響が大きいとはいえ、長寿の条件の一番は「自分は健康である」と思っていることだそうです。科学が大事と教えられ、「自分が健康であるエビデンス」がないと不安になる方が増えているようですが、自分のことは自分で判断することが大切です。
昔は交通手段や科学が発達していなかったので、人は身近にある食べ物で食生活を補い、地産地消で暮らし、ゆったりとよく眠る生活を送っていました。よく眠ることで、食べた物が身体にうまく分解吸収され、免疫力を上げてくれるのです。よく眠るとは、レム睡眠とノンレム睡眠のバランスのよい繰り返しということが最近の科学で解明されています。覚えていなくても、毎日レム睡眠で夢を見ており、「夢を実現」しているといわれています。栄養不足、運動不足、日光不足、ストレス過多、アルコール過多、甘いもの過多により、ちゃんと眠ることができず、知らず知らずに、夢を砕かれ自己肯定感を喪失し、自律神経が失調気味になるのです。夢を見る邪魔をされると、夢のなかで「自己実現」できず、フラストレーションが募って判断を誤ります。自分の専門家は自分のみ。日々ご精進をお忘れなく。
元気シリーズの最新版
植物性プロテイン
食養生のマクロビオティックは、肉食を否定していると思われがちですが、実際は動物性タンパク質は摂らなくても健康に生きることはできると、オルタナティブに提案しているにすぎません。実はタンパク質が吸収されるには、構成している組成のアミノ酸に一旦分解されなければならず、アミノ酸になると動物性や植物性などは関係なくなります。だから、人は生きていくうえで、肉は絶対に食べなければいけないわけではないのです。それが科学的に明らかになったせいか、欧米では圧倒的に多くのベジタリアンやヴィーガンが存在し、後を絶ちません。
私たちの身体をつくるのは、筋肉や内臓、骨、血液、髪の毛、皮膚、爪に至るまで、タンパク質（プロテイン）です。一日50gは必要といわれます。最近は、便利になって効率的にプロテインを摂ることができる食品が増えてきました。ご自身にあった、食品を選択する目を養うとともに、実際に試して自分の身体の声を聞きましょう。
元気★プラントベース・プロテインの素」はペルーのアマゾン流域を原産地とする植物で、何千年も前から地域の人々に親しまれてきたサチャインチをベースにしています。サチャインチの実は、必須アミノ酸などの良質なたんぱく質が約6割を占める、まさに植物性プロテインの宝庫。そこに加えて、ドラゴンフルーツ（ピタヤ）は中央アメリカおよび南アメリカ原産の植物で、果皮が龍のウロコに似ているので、「ドラゴン」と名づけられ、果肉は品種によって異なる色をしていますが、鮮やかなピンク色の品種を使用しています。ビタミンやミネラルが多く、低カロリーなうえ、食物繊維やポリフェノールも豊富です。さらに発酵食品である麹を投入、旨味を高めるとともに毎日の食事にうれしい効果をもたらします。そして、アセロラはビタミンCの王様といわれるほど、ビタミンCとしては超有名。手軽に飲めて見た目も鮮やか。いい夢見てください。
