『大豆ミート』は水やお湯で戻して使う乾物が主流で独特の風味を消すための工夫が必須です。しかし、この大豆ミートはレトルトで下準備がいらず便利。まずはハンバーグや餃子などミンチ肉の半量を置き換えてみてください。ヘルシーに増量できますよ!
使用食器:森修焼 ロングプレート シャビーブルー
<材料> 12個分
(A)
・畑のお肉〜つぶつぶ〜…1袋
・古式三河仕込 純米本みりん 三年熟成…大さじ1
・本醸造 濃口しょうゆ…大さじ1
・アフリカン・ジンジャー(粉)…少々
(B)
・エノキダケ(2cm幅にカット)…1パック(100g)
・自然塩(キパワーソルト)…3つまみ
・ガーリックパウダー…少々
・米農家の自慢の米粉…大さじ2〜3
・揚げ油…適量
<つくり方>調理時間:20分
① (A)をフライパンに入れ中火で水分がなくなるまで炒り合わせ、味付きそぼろを作る。
②(B)をボウルに入れ、手でよく揉み込み、水分が出てしんなりしてきたら、①の1/2量を加え混ぜ、米粉を混ぜ合わせる。(かなりパサパサした状態でOK)
③手でギュッと一口大にまとめて成形し中温の揚げ油でじっくりこんがり揚げて完成。
*①の味付きそぼろの残り半量は炒め物や餃子などの料理に加えてみてください。
*刻んだ大葉やパクチーを混ぜ込んでも美味。
未知の成果に加担する
『喰わず嫌い』はありますか? 私はたくさんあります!! ホルモン、くさや、鮒鮨、しらこ、このわた。もう思い出すだけでノックアウトです! え?!可哀想ですって?! 食べられる方の優越感満載の笑顔が目に浮かびます。笑
では皆さん『大豆ミート』は如何でしょうか? 私は食べられるようになりましたが未体験の方のお気持ちもわかります。『わざわざお肉に似せた大豆ミートを食べるならお肉で良くない?』ベジタリアンである私でもそう感じていた以上に『高野豆腐とかテンペが良くない?』と言いたいです。言ってますけど。笑(豚より鶏が好きといったノリです)
『大豆ミート喰わず嫌いを克服』するメリットはズバリ。『未知の成果に加担できる』こと。人類の肉食と畜産がカルチャーであるなら時代に合わせ微細な変化を遂げ伝承されるでしょう。昨今、世界の資産家による代替ミート(植物肉)への投資や関連企業の上場などが話題ですが、我々はこの時代の変化の真っ只中に生かされてます。一人ひとりの選択が表現であり新しいカルチャーの成果として伝承されます。大豆ミートも食べてみるだけで加担できるのですから、こんなに面白いことはありません!
〜今月レシピの試作を食べた家族の反応〜
長男『わぁ。お肉入ってる? な訳ないか。高野豆腐やんな?』←大豆ミート苦手 私『大豆ミートやで』 長男『嘘っ! スゲ〜。でも帆立入れたんやぁ』←帆立苦手 私『エノキやで』 長男『わぁ〜。ややこしいな。香草系いれたら?』←パクチー好き 次男『これ唐揚げ? やだっ!』← お肉苦手 夫『おいし〜ボクが全部食べるわ!』←いい奴
今、世界的に『未知の成果に加担できる』大豆ミートが熱い!のは事実です。長い目で見れば大豆ミートが工場畜産ミートからバトンを受け取るのは時間の問題でしょう。そうなると、日本の『高野豆腐』はアンカーとして輝く存在だと思うのです。←高野豆腐好き 原料は同じ大豆ですが単なる『食材・食料』では分類できない歴史があります。皆さん是非ご一緒に『未知の成果に加担』してゆきましょう!