毎日の診療にゼロサーチというエネルギー検知装置を使って患者さんを診ています。漢方薬や西洋薬を組み合わせて一人ひとりの患者さんにあったお薬を処方するようにしています。
このゼロサーチをつかった診察をしていると、患者さんの体に起きていることを、読み取っているように感じる時があります。別の表現をすると、体や脳と会話をしているように感じるのです。このゼロサーチもすごいのですが、ほんとうにすごいのは、人の体がココを治して欲しい!
と訴えているということです。実は、人の体や脳は、どこが悪いのか、どうすれば治るのか知っているようなのです。体が欲する薬や物質を持つと、それだけで気の流れが良くなります。ゼロサーチを使ってピタリと合うお薬が見つかれば、思っている以上に早く体調が良くなる場合があります。人の体ってすごいなあといつも感じます。そしてこうした微細な感覚はすべての人に備わっています。
自分の体にとって良いか悪いかを知る、簡単なチェック方法があります。体に良い物を持つと、筋肉の柔軟性が上がり、動きが良くなり、力が強く入るようになるという反射が起きます。(気ー筋力反射 byDr.矢山)また呼吸は普段よりも深く入る感じがします。この反応を利用して、呼吸の入りやすさで体に良いものと悪いものを見分けられるのです。
- 1)ゆっくりと腹式呼吸を数回おこなう。
- 2)鼻をゼロ、下丹田を100と仮定して、息を吸った時にどれくらい深く入るか感じ取る。
- 3)体に良いもの(無農薬の玄米など)を持って、どれくらい深く入るか確認する。
- 4)体に悪い物(殺虫剤など)を持って、良いものとの差を感じる。呼吸が浅くなるはずです。
O-ring(オーリング)テストも同じ「気ー筋力反射」を利用していますが、一人で簡単に「あやしくなく」(笑)できるので、是非繰り返しやってみて、日常で使えるようになりましょう。ただし、色んな物の良し悪しがわかるようになると、普段のスーパーでの買い物などに非常に困るようになります。買えるものがなくなっていくのです。(プレマさんは本当に貴重な存在です。いつもお世話になっています。)でも、みんなが良い物を求めるようになると、生産者側も本当に良い物しかつくらないようになるはずです。みんなで、質の良い物を買うようになると世界が変わります。
ここまでは物質と体の反応についてのお話でした。実は、皆さんの心も、問題を解決し幸せになる答えを知っています。心の声を、耳を澄まして聞くことで、ストレスを減らすことができるのです。その心の声を直感とも言います。
(つづく)
山内昌樹
医師 山内昌樹氏 平成19年まで一般小児科医として診療を行うかたわら、統合医療を志しYHC矢山クリニックで小児科を担当。平成22年12月佐賀市内に『統合医療やまのうち小児科・内科』を開院。 医師となってから、重病の患者さんが劇的な回復をすることや子どもの生命力の素晴らしさなどを経験するも、個人差を考慮しない画一的な治療、ステロイド薬や免疫抑制剤の副作用など、西洋医学の限界を感じる。 漢方薬や代替療法と西洋医学を融合して治療を行うYHC矢山クリニックで小児科を担当、病気の真の原因を学び、実際の診療で効果が見られることを経験。 |