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オルタナティブファーム宮古

自然の恵みいっぱいの宮古島から農業や商品開発するなかで感じたこと気づいたこと

オルタナティブ
ファーム宮古 代表

松本 克也 (まつもと かつや)

自動車メーカーなど14 年の研究職を離れ、2012 年5月に家族4人で宮古島に移住。
約1万平米の畑で主に有機サトウキビを栽培し、黒糖蜜やキビ砂糖などの加工品を製造。
畑で黒糖作りが体験できるプログラムも準備中。
その他、有機バナナの栽培、未完熟マンゴーの発酵飲料の製造に携わる。

宮古島ローカルからの一考

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エネルギーは力の源(行動を起すための原動力)で、「どれだけたくさんのエネルギーを生産するか?」その供給量ではなく、「何のためにそのエネルギーを使うか?」その使い道の評価が大切だと思っています。

通常、化石燃料(石炭・原油)を燃やして電気エネルギーに変換する火力発電と、太陽光・地熱・風力・バイオマスなどの再生可能エネルギーが大別して表現されますが、両者の間には「近未来的に資源枯渇の問題があるかないか」という違いが存在するだけで、「地球に与えられた資源を活用して電気エネルギーに転換している」ということに変わりありません。

地球を一つの生命体と捉え、地球と生物が相互に関係し合って環境を作り上げているという観点に立つガイア説では、近視眼的・部分的な視野ではなく、地球規模でのエネルギー資源の循環を考えます。そのなかでは人間も、動植物からの生命を頂いて同じ系の中で生きる、意思・知性・行動力を持ったエネルギー体と考えられるかと思います。

より豊かで快適な生活を求めて努力・研鑽することは大切だし、人は進化を続けるものだと思いますが、「真の豊かさとは何か?」「私たちはどんな未来を目指し・創造するのか?」を考えることは、目先の(動物的)欲望を遥か凌駕して大切だと思っています。右肩上がりの経済成長・グローバル化が内包する矛盾は、地球環境評価や生活の豊かさ評価において、様々な局面で既に整合が取れないレベルに表面化していると思います。

オルタナティブファーム宮古はローカルの価値を再現し、グローバルに対して発信します。

※原子力発電ではこれらとは発電原理は大きく異なりますが、人々の生活に甚大な被害を及ぼす原発事故のリスクもあり、使用済み核燃料の適正な廃棄方法の確立もされていないなかで、経済至上原理に従って推進される原子力発電には根本的に反対です。

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オルタナティブファーム宮古代表
松本 克也(まつもと かつや)

自動車メーカーなど14年の研究職を離れ、2012年5月に家族4人で宮古島に移住。
約1万平米の畑で主に有機サトウキビを栽培し、黒糖蜜やキビ砂糖などの加工品を製造。
畑で黒糖作りが体験できるプログラムも準備中。
その他、有機バナナの栽培、未完熟マンゴーの発酵飲料の製造に携わる。

- オルタナティブファーム宮古 - 2017年3月発刊 vol.114

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